甲子園切符をかけて熱戦の火ぶた切る
■開会式
第105回全国高校野球選手権埼玉大会が7月8日、県営大宮公園野球場で開幕した。連合チームを含め156校145チームが出場、9会場で合わせて144試合が行われる。決勝は28日の予定。優勝校は8月6日、甲子園で開幕する全国高校野球選手権記念大会に出場する。
午前11時から開会式、午後1時半から開幕戦が行われ、宮代が狭山経済を7-4で破った。開会式と開幕戦は無料だったが、9日以降のすべての試合は有料(大人800円)で行われる。
■入場行進 2657人
入場行進には145チーム、2657人の生徒が参加、甲子園切符をかけた熱戦の火ぶたが切られた。
■観客 内野席満員
開会式には生徒、父兄、高校野球ファンなど多くの観客が押し寄せて、1万7000人収容の内野席はほぼ埋め尽くされた。
■選手宣誓 聖地甲子園めざす
選手全員の気持ちを込めて、大宮工の鍵山大地主将は、「聖地甲子園をめざして堂々とプレーします」と力強く誓った。
■始球式
開幕試合の始球式でマウンドに立ったのは、応募の中から選ばれた小学6年生の中島咲陽(えみや)さん。野球チームに所属する野球少女でもある。キャッチャーミットに真っ直ぐに投げこんで場内から「オー」と大きな拍手が沸いた。
■開幕戦 宮代が初戦突破
開会式の後、開幕戦1試合が行われた。1回表、狭山経済の投手が投げた最初の1球目はストライク。試合は宮代が勝利した。
■開会式終了後 順番に記念撮影も
開会式終了後は大会関係者の企画なのか、チームごとの写真撮影が順番に行われていた。父兄やファンも相乗りしてスマホでシャッターを押す人も。
■ライブ中継
テレ玉では県営大宮球場の試合を中心にライブ中継をする。開幕試合を待つスタッフ。