専大松戸を9-3で破る

先発の林投手が好投

 

第75回秋季関東地区高校野球大会の決勝戦が、10月30日(日)に埼玉県内の県営大宮公園球場で行われ、山梨学院(山梨1位)が専大松戸(千葉1位)を9-3で破り、山梨学院大付時代の1993年以来29年ぶり2度目の優勝を飾った。現校名になった2016年からは3度目の決勝進出で初の関東王者になった。

 

山梨学院は11月18日(金)から23日(水)まで、東京の神宮球場で開催される第53回明治神宮大会に出場する。全国10地区大会で優勝した10校が集結して秋の日本一を決める。

 

山梨学院の先発は、準決勝で完投して決勝進出に導いた右腕林謙吾投手。5回までパーフェクトピッチングを続けて試合の流れをつくると、打線も2本塁打を含む12安打9得点を奪って、9-3で専大松戸に快勝、関東の頂点に立った。

 

専大松戸は6回裏にやっと初安打。そして6点リードされた8回裏にタイムリーなどで3点を返したものの、9回表に山梨学院の5番・佐仲大輝捕手にダメ押しの3ランを浴びて、再び引き離され、念願の初優勝は逃がした。

 

来春センバツの関東・東京の一般出場枠は例年より1増の7枠。関東は例年の4枠から5枠に増える。

 

優勝した山梨学院、準優勝の専大松戸は出場確実、4強の健大高崎(群馬)、慶応(神奈川)も当確。あと1校は8強の作新学院(栃木1位)、横浜(神奈川1位)のいずれか、山村学園(埼玉3位)、昌平(埼玉1位)にも可能性は残されているが・・・。センバツは来年3月18日に開幕、出場校の選考委員会は来年1月27日、組み合わせ抽選会は3月10日。

 

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第75回秋季関東大会の戦績

 

◇決勝

山梨学院(山梨)9-3専大松戸(千葉)

 

◇準決勝の結果

山梨学院(山梨)5-2健大高崎(群馬)    

専大松戸(千葉)5-3慶応(神奈川)

 

◇準々決勝の結果

健大高崎(群馬)5-2横浜 (神奈川)

山梨学院(山梨)9-1山村学園(埼玉) 8回コールド    

専大松戸(千葉)4-3作新学院(栃木)

慶応(神奈川)7-3昌平(埼玉)

 

◇1回戦の結果

横浜2-0浦和学院  

健大高崎4-2青藍泰斗

山村学園6-4土浦日大

山梨学院3-0成田   

専大松戸7-0明和県央 7回コールド

作新学院10-0駿台甲府 5回コールド

慶応5-3常盤大高

 

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