2強、3年連続の決勝戦
追われる徳栄、追う浦学の対決
準優勝の日、カラッと晴れた空には風雲模様が現れた
春季高校野球埼玉大会の準決勝が、県営大宮球場で2試合が行われ、花咲徳栄と浦和学院の2校が勝利し、5月4日(金)に同球場で行われる優勝戦で対決する。
両校は3年連続で決勝を戦う。まさに2強だ。決勝進出によって、花咲徳栄と浦和学院は5月19日から千葉で開かれる関東大会への出場も決めた。
浦和学院は6年連続19度目の春季関東大会出場となる。
5月3日(木)の準決勝は、天気予報では雨の可能性も心配されたが、午前6時ごろには雨もやみ、予定通りに試合が行われた。試合開始後にはカラッと晴れて午後の空は風雲模様だったものの、夏の暑さを体験できるほどの野球観戦日和となった。
準決勝の結果は次の通り。
花咲徳栄 10-2 ふじみ野
浦和学院 1-0 山村学園
平成30年度春季高校野球埼玉大会の決勝戦は5月4日(金)に県営大宮球場で午前10時から行われる予定。
■決勝戦■
花咲徳栄VS浦和学院
埼玉の勢力図は、これまで浦和学院が優位を保ってきていたものの、最近では花咲徳栄がめきめきと台頭してきて、昨年夏の選手権では県勢初の全国覇者を成し遂げた。
いまや花咲徳栄は追われる立場になり、一方浦和学院は追う立場へと逆転した。
しかしながら、浦和学院は6年連続19回目の春季関東大会を決めたように、「春季」に圧倒的な強さを見せており、花咲徳栄にとってはやはり強力なライバルとなる。打線好調の花咲徳栄をどこまで浦和学院の投手陣が抑え込めるか。
浦和学院は故障でプロ注目の佐野涼弥投手や大型右腕と期待される渡辺勇太朗投手を欠いて、埼玉大会を勝ち抜いてきており、チームの団結力に期待がかかる。
準決勝 観戦記① 花咲徳栄VSふじみ野
徳栄、7回コールド勝ちで決勝へ
ふじみ野 0200000 2
花咲徳栄 010603X 10
準決勝の第1試合は、2回表にふじみ野が2点先取した。その裏に花咲徳栄の井上朋也外野手も左翼にソロ本塁打を放ち追い上げた。
花咲徳栄の野村が4回に左中間
に2点タイムリー放つ
4回には、四球や安打で打線がつながり、野村佑希内野手の左中間を破る2点タイムリーなどで一挙に6点を加え、大きくリードした。6回にも2点を積み上げ、7回コールド勝ち。
先発の中田投手は7安打2失点で7回を投げ切った。
準決勝 観戦記② 山村学園VS浦和学院
河北、9回4安打無失点で完封
山村学園 000000000 0
浦和学院 00000100X 1
浦和学院が投手戦を制した。
主役になったのは、公式初完封という河北将太投手。9回を投げて被安打4、失点0の見事な完封。しかも得点を挙げたのも3番に入った河北投手で、まさに投打での活躍ぶりだった。
浦和学院・河北投手が9回完封
山村学園の先発和田朋也投手も8回7安打1失点と好投したが、得点が入らず敗退した。
両チームとも長打が1本もなく、単安打のみというまさに投手戦の結果となった。


