総合力では日大三だが
国士舘、強力打線にどう挑む?
準決勝 日大7-5早稲田実
準決勝 国士舘4-0創価
1試合目の好カードには観客が押しかけて超満員に
春季高校野球東京大会の準決勝が4月28日(土)に神宮第二で2試合が行われ、日大三と国士舘が勝ち上がり決勝進出を決めた。
日大三は早稲田実に打ち勝ち、国士舘は創価を完封した。
準決勝の結果は次の通り。
第1試合 日大三 7-5 早稲田実
第2試合 国士舘 4-0 創価
この結果、日大三と国士舘が4月29日(日)に神宮第二で行われる決勝戦で対決する。
■決勝戦■
日大三 - 国士舘 試合開始11:00
〇見どころ●
決勝は全国的に知られる東京の強豪・日大三と最近実力をつけてきた国士舘の対決となった。
日大三は春季、選手権、秋季の東京大会では豊富な決勝戦を経験し優勝や準優勝も数多い。
一方、国士舘はここ5年の東京大会では決勝進出は見られないものの、最近は4強入りが目立つようになっている。底力をつけてきた証しだろう。
今大会では4回戦で二松学舎大附、準々決勝では東海大菅生を破って勝ち上がってきており、決勝でも勝機がないとは言えない。準決勝で継投によって完封した投手陣が、強力な日大三打線を5点以内に抑えることができるかどうか。
総合力、また決勝経験ではやはり日大三。先取点を取ればそのままリードを広げる可能性もあるけど、もし、前半に国士舘の投手陣を打ち崩せないと、後半の追い上げが間に合わずに試合が終わるという可能性もあるかもしれない-。
日大三と国士舘
最近5年の東京大会成績
【春季東京大会】
平成25年 26年 27年 28年 29年
▽日大三 準優勝 8強 優勝 16強 準優勝
▽国士舘 3回戦敗 3回戦敗 16強 1回戦敗 4強
【秋季東京大会】
▽日大三 4強 1回戦敗 16強 準優勝 優勝
▽国士舘 1回戦敗 16強 1回戦敗 4強 4強
【夏の選手権】
95回 96回 97回 98回 99回
▽日大三 優勝 4強 4強 4強 8強
▽国士舘 4強 16強 8強 16強 16強
(選手権はいずれも西東京大会)
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準決勝 観戦記①
日大三 7-5 早稲田実
5点に抑えた3人の継投
注目の好カードとあって1階、2階席とも満員状態。チケット売り場に販売終了の案内があったので1試合目の日大三VS早稲田実は観戦できなかった人もいたようだ。
先制点を取ったのは早稲田実。1回表に横山優斗外野手が中前に先制のタイムリーを放ち、さらに川原峻内野手が左中間を抜ける2塁打で1点を加え2-0とリードした。
しかし、その裏に日大三は4番・大塚晃平外野手が、犠飛で1点を返した。
さらに2回裏に斉藤龍二捕手の左越2塁打で2点を挙げて逆転、そして金子凌内野手の2ランが出て5-2とリードを広げた。
日大三の金子が2ランを放ちリードする
早稲田実も3回表にドラフト候補のプロ注目の野村大樹捕手が高校通算57本目のソロ本塁打を放ち、4回にも1点を加えて追い上げた。
早稲田実の野村も高校通算57本目のソロ本塁打を右翼に放つ
それでも日大三は、5回に中村奎太投手のソロ本塁打などで2点を加え、8回に1点を許したもののそのまま逃げ切った
。
早稲田実は8回に無死満塁としながら得点が1点だけにとどまり、好機を逃してしまった。
日大三は先発の中村投手、井上広輝投手、河村唯人投手の継投で早実打線を5点に抑えたことが勝因だろう。
準決勝 観戦記②
国士舘 4-0 創価
石井、井田の継投で完封勝ち
国士舘と創価の対戦は、結果的には序盤戦の得点力で勝敗が決まった。
国士舘は1回表、まず5番・田中勇裕選手の左2塁打で2点を先取した。2回表には2本の2塁打で1点を追加し、3-0とした。
そして7回表には3塁走者を置き、2ゴロを打つと、相手守備が走者を牽制しながら1塁に送球すると、その間をついて3塁走者がホームインして1点を追加、国士舘が試合の流れをつくった。
国士舘の先発・石井峻太投手は7回を無失点に抑え、8回から井田尚吾投手に託し、2人で完封勝ちを収めた。
国士舘の先発・石井投手は7回無失点
勝利した後に喜びながら駆け寄る国士舘の選手たち






