年末の風物詩 正月用品求めて
中華・台湾料理など屋台も人気
400店が軒を並べて販売合戦
毎年、年末になるとテレビなどで中継される風物詩のひとつになっているのが東京・上野「アメ横」の買い物風景だ。
とにかく年末には正月用の生鮮食品などを買い求める人たちで大賑わいを見せる有名商店街。すでに年末の数日前でも普通に歩けないほどの混雑ぶりを見せている。
「アメ横」の正式名称は「アメ横商店街連合会」で、外国人観光客も多数訪れる東京の観光スポットでもある。いまでは通称として「アメ横」が一般的に使われるようになった。
「1000円! 1000円!だよ」など販売員の威勢のよいかけ声も活気をさらに盛り上げている。
アジアなどからの観光客も目立つ
お店によってはいろいろな海鮮丼メニューや中華料理、台湾料理、ファーストフードなどを屋台で提供しているところもある。テーブルはアジアなどからの観光客で満席状態。買い物だけでなく、「グルメも満喫できるアメ横」も盛況のようだ。
この商店街はJR上野駅から御徒町駅までの約500mの区間を中心に400軒以上のお店が軒を並べて食品(主に魚介類や乾物)、衣類、生活雑貨、化粧品、靴、お菓子、ブランド品など多種多様な商品を販売している。
年末が近づくと多くの店で正月用の生鮮食品を取り扱うようになる。とくにカニ、マグロ、タコ、数の子などの魚介類や乾物類、うなぎの蒲焼などの正月用食品が売れる。
たとえば「マグロ4000円」、「タラバガニ6000円」と値段が表示されていても、「あと一声」と販売員と値段交渉すれば安く買えることもあるので、それもひとつの魅力になっている。
上野駅で下車して、歩きながら買い物を楽しんだら、すぐ御徒町駅で乗車して帰れるという便利さもある。もちろん逆方向から歩くのもOK。
年末には1日50万人も 通常の5倍
年末には1日で50万人の人出があるという。通常の5倍とか。あまりの混雑ぶりで欲しいものが十分に買えない場合もありそう。
最近のアメ横の店はアジア系の経営者の参加が増えているみたいで、たしかに以前に比べると販売員もお店も国際色が強くなっているようにも思えた。新しい特色で外国人観光客や東京都外からの来訪者なども増やそうという戦略かもしれない。
アメ横の周辺には数多くの飲食店があり、日本料理はもちろん中華、台湾料理など多彩な店が広がっており、グルメ好きにはとってはおいしい商店街。改めて平日に食べることを目的に足を運んでみるのもいいかも。
「アメ横」は12月31日に今年最後のピークを迎える。


