初戦は１０-０で大宮東に圧勝
佐野投手、５回８奪三振の好投
９月２３日に県営大宮球場で行われた秋季高校野球埼玉大会で、優勝候補の１校である浦和学院は、大宮東に１０-０の大差で６回コールド勝ちを収めた。
この日の第１試合目に登場した花咲徳栄は、９回裏に５-４で滑川総合にサヨナラ勝ちするという接戦の試合展開だった。
一方、第３試合目の浦和学院は打線も爆発、また投手陣も佐野の好投で、危なげなく初戦を突破して好スタートを切った。
Ａシードの両校はともに勝ち上がっていけば決勝戦で対決することになる。
試合前にあいさつする両校ナイン 赤いシャツで目立つ浦和学院の応援席
５回に猛攻撃、打者一巡で８点
浦和学院は、１回裏に１番・中前が左前安打で塁に出ると、送りバントなどで１死３塁とし、３番・蛭間のセンターへの犠牲フライで１点を先取した。
打線が爆発したのは５回裏。まず、相手が内野ゴロをエラーで出塁すると、左前安打で１点を加え２-０に。さらにバンド成功、四球で無死満塁となった。また、犠打で１点を取り３-０とした。その後も安打、四球、エラー、タイムリーなどで得点を重ね、打者一巡で８点を奪う猛攻撃 をかけて、ほぼ試合を決めた。
完全に相手打線を封じる
投げては、佐野が威力のあるストレートなどで空振り、見送り三振を増産し、５回で８三振を奪う好投を見せた。許したヒットはわずか１本のみ。バットに当たっても内野ゴロ、外野フライばかりで、完全に打線は封じられた。
５回に大量得点をあげたことから、６回から渡邊が継投し、投手陣は最後までそのまま失点０。
浦和学院は、６回裏に１番・中前が左中間に３塁打を放つと、２番・矢野が四球、３番・蛭間も四球、そして４番・上野のヒットで、３塁走者がホームを踏んで１０-０でのコールド勝ちとなった。
毎回三振を奪う浦和学院の佐野投手
佐野投手の投球成績
１回表 三振 １ゴロ 三振
２回表 三振 ２ゴロ 三振
３回表 中飛 四球 三振 １ゴロ
４回表 中飛 三振 三振
５回表 投ゴロ 右飛 中前安打 三振
注 ブログ作成者の記録帳から
試合終了後にグランド整備する勝利校の浦和学院メンバー
試合が終わって埼玉大会トーナメント表を見入る来場者たち
