高校最多本塁打にあと2本に迫る

 

早実の清宮が満塁ホームランで105号を放ち、高校通算最多本塁打107本にあと2本と迫った。早実は西東京大会の4回戦で都立芦花と対戦、14ー0で7回コールド勝ちした。(球場はダイワハウス八王子)。

 

清宮は2試合連続のホームラン、早実も2試合連続のコールド勝ち。実力通りの勝ち上がりとなった。

 

早実は初回に2点、2回に5点、そして4回に1点を加え、観客からは「今日もコールド勝ちだろう」との声も。強力打線の爆発とともに、投手陣も相手校に点を与えず、守りもばっちり。初戦と同じく雪山投手、野村捕手の2年生バッテリーが5回まで完封。この時点で早実の勝利は見えてきた。

 

打線がつないでお膳立て

 

7回の表。「もう清宮までは打順が回ってこないだろう」と、思っていた人も多かったはずなのに、さすが切れ目のない早実打線、つないでつないで満塁にしての清宮の打席となった。ナインの間では「みんなで清宮まで回そう」という強い気持ちがあった、と清宮はメディアの取材にコメントしている。

 

そして7回1死満塁の場面で、左翼の芝生席に運んだ満塁本塁打が生まれたのである。

高校野球のスーパースター清宮の最後の夏はまだまだ熱く続いていくだろう。5回戦からは神宮が熱闘の舞台となる。

 

この日の観客数は5回終了時点で4600人と発表された。早実の初戦(3回戦)のときは5100人と発表されていたけれど、今回の2戦目(4回戦の)の方が、全体的には多かったように感じたのだがー。

 

また、報道陣も初戦同様に多数押しかけ、34社123人と発表された。カメラマン用のスペースが外野席にも3か所に用意されてあり関心の高さがうかがわれた。入場券を買う場所の前では、TBSの取材陣が若い女性にインタビューしていたり、試合終了後には朝日新聞のカメラマン、日刊ゲンダイのカメラマンなども観客のなかで動いているのを見かけた。

 

清宮の満塁本塁打の瞬間を撮ることはできただろうか。その瞬間の写真は取材にきたからにはゲットしているだろう。左翼席にブチ込んだバッティングの瞬間なのか。ホームを踏んでからナインに歓迎されているシーンなのか、それとも・・・。掲載写真を見るのも楽しみだ。

 

ライバル校も順調に勝ち上がる

 

ところで、西東京大会のライバル校の動きである。同じ日に、日大三はエース櫻井を温存して13ー0で5回コールド勝ち、また強敵の1校で、しかもエース級を何人もそろえる東海大菅生も12ー1で6回コールド勝ち。そのほか、シード校が順調に勝ち上がってきている。大波乱はなさそうだが、早実と日大三の一騎打ちとなるかどうか。

 

3回ぐらいは神宮にも足を運びたい。交通費、入場料、昼飯代などボーナスも出ない身分にはつらい出費。それでもひょっとしたら甲子園にも出張するかも。というより出かけるつもりです。

 

まだ、家族には内緒ですけどねー。