やっと、ウォーキングを行なう習慣が身についてきた。始めてから約1年、ビックリするような成果は感じられないけれど、少なくともその日の体調チェックには役立っている。
住居地の周辺を一周する約1500ｍほどの、短いコースだから「ウォーキング」と言えるほどの運動量にはならない。言うならば、眠気を覚ますための「朝歩き」。
気温の低い冬場には、一周するうちに見かける男女のウォーキングびとは３、４人だったのに、春から初夏になるにつれてウォーキング人口は増えつづけて現在１０人以上に。
仲のよさそうな老夫婦、おしゃべりしながら楽しそうに歩いていく女性だけの３人組。さらに、ひとりだけで朝運動に励むひとたち。ほとんどが中年以上の人生のベテランさんたちだ。
バイト先の健康診断のときに女医さんに「ウォーキングしているんですが、お腹だけがポッコリと膨らんだままなんですけど」と、その女医さんにとってはどうでもいいような悩みを相談してみた。
回答は「ウォーキングでは脇腹の肉は落ちるけど、お腹の肉は腹筋しなければ落ちません」。そうでしょうね。納得。
ところが、私は腹筋が１回もできないおじさん。これまで何度も試みたけれど、本当に腹筋運動だけは、「もう少しなのに惜しい」というところまでも行きつけなかった。
つい最近、テレビショッピングで、巻くだけで「ポッコリお腹が引き締まる」という商品の紹介ＣＭを視て、一瞬「買おうかな」と思ったほど。スゴイ商品ですよ、いう紹介が長く続いて、終盤になって、このコピーに追い打ちをかけるように、今回だけ「大幅割引」ときたもんだ。
そりゃ買いたくなるよ。でも衝動買いをすると、あとで面倒なことが起きそうなので、ここは我慢するところ。テレビ画面の下に小さく、「効果に個人差があります」、「適切な運動も」、「適切な栄養管理も」、出演者のタレントがスゴイ効果と言っても「個人の感想」などの注意書きがたくさん。我慢してよかった。でも再びその紹介ＣＭに遭遇したら買っちゃうかも。
ダイエットは女性にとって永遠のテーマ、なんて言うと怒られそうだが、最近は男性ビジネスマンの間でもブームだそうだ。いろんなダイエット方法が登場してきているが、一気に５キロ、１０キロと痩せようと考えたら、失敗する確率が高い。たとえ、幸運にもダイエットに成功しても運動などを絶つと必ず１００％リバウンドする、のが常識。
健康的に痩せるには、「１か月で体重の３～４％」とも言われている。私の場合は、お腹ポッコリを何とかしたい「部分痩せ」派。以前に慣れ親しんで、はいていた数枚のジーパンのボタンが留められません。
腹筋がんばりますか? 巻くだけ商品買いますか?