11月16日(火)、嫁の母親の卒寿祝いを母畑温泉八幡屋で行うということで、前から気になっていつかは行ってみたいと思っていたので、私もついて行ってきた。

 ここは八幡太郎義家が戦の傷をいやすため休んだという由緒ある地域でここの温泉で傷を癒したという伝説の土地でもあるそうだ。

ここの八幡屋は全国でも人気温泉となっているそうだが、そこまでは知らないが、昔から相撲取りがひそかに来て治していたよう話もあるそうだ。

 確かに日本一と言われるようにおもてなしや、料理や施設など立派なものばかりであった。

ただ、料理が昼間、土地の知り合いの伊沢ファームでもてなしを受け土地の名産をごちそうになりこれがまたおいしくおいしくてついつい今夜のことを考えもせずにすべていただいたので、さすがに夜の豪華な料理は半分ほどは手を付けずに残したものだった。

 ディナーが昼と夜と一日に二回も続けば若い頃と違ってさすがに食べきれなかったね。

温泉にゆっくり浸かると露天風呂は寒かったが山陰に月が煌々と輝き、私が学でもあれば一句、作りたいところがそこは凡人、昔の詩人の詩を思い浮かべるくらいであった。

ちなみに頭に浮かぶのは、李白「静夜思」あるいは、上杉謙信作の「九月十三夜陣中の作」といったとおころかねぇ。

 「楓橋夜泊」も月が出るには出るが設定場所が違う、ここは「山中の月」である。

お祝いも無事済ませて女性同士でぺちゃくちゃ楽しそうにやっていたが、久しぶりに親子水入らずだろう、私は離れてのんびりしていた。

ホテルも混んでいてコロナ禍も過ぎたようで景気が回復するようでうれしかったねぇ。

開けて次の日は、嫁の実家まで行って野菜や何やらお土産をどっさりいただいて昼頃に帰路につき空いている道路を夕方前には鶴見の家について寂しく待っていたであろう、ワンコウとあっていつもの水曜日だ。途中羽生のPAでは面白い休憩所になっていて珍しかったねぇ。

 少し休んで馬込教室へ行って夜はさすがに疲れてぐっすりと休んだ。

思い出に残り二日間であったねぇ。