今週末に母校延岡商業高校の100周年式典に参加するために帰延するのだが、その折には、接種証明とPCR検査証明の提出を言われた。接種記録は二回の証明があるがPCR検査となるとやったことがない。近所の開業医に聞くと保健所からの指導がなく自主的に行うと2万5千円かかるといわれ、これにはオッたまげたねぇ。

インターネトで調べると新橋の方で1万5千円ほどでやってくれるという。これもばかばかしい、探していると羽田空港でもやっているようで2,3千円だというのでこちらを選ばない手はない。

 さっそくパソコンで予約を取って今日の12時頃に行ってきた。

大変な数のテーブルやいすがあったがひところは大変な申し込みだったと思うねぇ。今日はまだ少ない方だろう、すぐに案内されて説明を受けて唾液を試験管に入れて提出して終わり。料金はたったの2千円だぞ。足を運んだかいもあろうといううものである。

夕方に戻ってメールを見ると陰性という報告が入っていて一安心だ。予測していたとはいえお墨付きをもらうということでひと段落だね。

羽田空港も二年近く行っていないのかね、珍しくきょろきょろと歩き回った。 

 さて今日はこの後、麻布十番まで足を延ばして麻布山善福寺まで行って福沢諭吉の墓参りをしようと思っていた。

雑誌の連載で今度福沢諭吉を取り上げるので取材の一環だね。

 麻布十番と言えば、ついこないだまで麻布小学校で空手教室を開いて毎週通ったところである、懐かしいねぇ。

駅からは逆の方向だがこちらの商店街では会員の保護者が商売をやっていて訪ねたこともあった。今は場所がはっきりしないねぇ。

 それより善福寺である。歩いて突き当りの所で中に入ると確かに昔は麻布山と言われたのだろう、ちょっと小高いようでもある。雑司ヶ谷などのように案内板はないが、入るとすぐに見つかって早速お参りをした。

 最初はここではなかったのだが、昭和52年にここに移ってきたのだそうだ。経緯はともかくとしてしっかり拝んできた。

 この連載を始めたことによって多くの偉人の墓に参っている。一番の印象は會津の東會津の山の中まで行った松平容保公だねぇ、山深いところに代々の墓があって一つ一つがこれがまたでかいので場所をずいぶん取っていた。あれからちょうど一年か・・・

 麻布十番を歩いてくると公園の一角に「赤い靴」の女の子の小さく立っていて物悲しい話で切なくなる。十番駅から永坂を上がっていっていたんだねぇ、ふと立ち止まって思い出したことであった。ようやく電車に乗って戻ってきたが今日は結構歩いて疲れた一日でもあったね。

 それでも気持ちは爽快だ。