毎年正月には靖国神社へ初詣で行っていたのだが、今年はコロナ禍もあって自粛していた。3月21日に自粛解除もされて桜のシーズンでもあり、行ってみようということで行ってきた。人出は自粛を意識しているのかずいぶん少なく感じたね。

 桜はちょうど満開で一番の見ごろである。詩吟で「九段の桜」は有名だが、まさに今が、花は九段に満ちて春海のごとし・・と詠われているがそのような気分である。東京の開花の標本木と舞台がある、今日も何か演じていたようだが正月この舞台で詩吟を吟じたこともあった。いい思い出である。

本殿に参拝の折も密にならないようにちゃんと足元にテープも貼ってあった、それでも少ない人数だったね。

記念館の入口は無料でいつもゼロ戦の模型の前で一人で撮影をしてくるのが習わしだ。

裏手に回ると公園があって回廊となっている。隣には相撲場があって、奉納相撲も毎年行われていたが今日は違うグループが使用するようでシートが張られてあったね。

 帰り、近くの千鳥ヶ淵にもいってみた。例年は足の踏み場もないほどだが、さすがに今年はガラガラで撮影も簡単で足を止める人も少ない。

堀ではボートでデートをしている人も多いようだ。

今年はよかった・・・昨年はすべてテープが張られて禁止だったからねぇ。

 隣の日本武道館では明治大学の卒業式だそうで多くのはかま姿の女性も見受けられた。

昨年は卒業式も入学式も中止になったので制限付きとはいえこのように迎えられてよかったねぇ。

 例年の行事が平凡ながら迎えられて過ぎていく・・・これが何よりの幸せである。

 春ののどかさとともに改めて思ったことだった。