おいしい料理をいただいて温泉につかり何よりゆっくりできた。

 9月29日(火)、

ホテルを後にして今日は、裏磐梯の景色を見ようと出かけたがまだ紅葉には早いようなので、その手前の道の駅ばんだいで土産物の買い物をして次の大内宿へ向かった。

裏磐梯まで行くと時間の関係で大内宿が回れなくなるかもしれないという判断でもあった。向こうに見えるのが磐梯山だ、見れたのでいいか・・。

何しろ福島県は広い。地域も會津地方、中通、浜通りと別れているそうで嫁の実家は中通なので今回は寄るのをやめたぐらいである。

 大内宿も観光案内ではよく見かけるので行ってみたいと思っていたがこんな山の中にどうしてあるのだというと、昔殿様の参勤交代の途中で休んだ場所であったというので納得である。

 行くとそこそこの観光客がいたが、それでも一時の人出に比べれば全然少ないのだそうである。

おかげで私たちはここでもゆっくりと見学ができた。ワンコウ連れは人が多いと迷惑になるので気が引けるのだがこのくらいだとゆっくり散歩がてら歩けるのである。

 話に聞いていた大内宿もいくことができて今回の旅行は満足であった。

今回はただの物見遊山ではなかったのでなおさら有意義の一泊二日であったような気がする。

 会津地方を訪ねて昔から雪深い地方での生活から忍耐強く一途なな信念をもって生きてきた地方ではなかったかと思う。

それに比べて南国育ちの私みたいなものはあっけらかんとして、思慮に疎く勢いがあるときはいいがスランプに弱い。よく言えばあきらめがいい、が、辛抱強さはない。豪放磊落、といえば聞こえがいいが、能天気な人柄である。

 これらの性格がいいときもあったり悪かったりして歴史もできてきたのではないかねぇ。

あまりにもおおざっぱすぎて無責任な発言でもあるが、あながち当たっていることもあるのかと思うね。

 このような考えがどのような文章になるのか・・・いい旅であった。