4月20日、本来であればこの日から山中湖のロッヂへ予約をしていて2泊3日の予定で行く予定だったが、一連のコロナ騒動で、早々とキャンセルをしていた。それがうまく伝わっていなかったのかねぇ、確認の電話が来たので、一泊でもいいということなので、急遽行ってくるかということで出かけてきた。
平日でもあり3密に気を付ければいいかという気持ちで出かけたのだが、東名高速はまずまずの車だが途中海老名サービスエリアに寄ってみると、ガラガラで、名物のメロンパン売り場ではだれもいなくてすぐに買えたのだそうだ。
御殿場インターで降りて河口湖へ向かい、天上山に登ろうということで向かった。以前は「カチカチ山」と呼んでいたそうだが、ロープウェーもあって観光地になっているようだ。川口湖畔の駐車場に車を止めたのだが、ほとんどいない。ここから山頂を目指して上っていった。1140メートルだが、河口湖が833メートルその差は200メートルぐらいで大したことはないが、ワンコウといい運動である。
ここは、童話「カチカチ山」の舞台でもあるそうなのでそれにちなんでおいてあるのだそうだ。また太宰治が病気療養を兼ねてこの近くに住んだこともあり、かちかち山の小説も出しているのだそうである。
途中、石碑があって、「惚れたが悪いか」と刻んであるのでどういう意味かと思っていたが、話の終わりにタヌキがウサギにやられるときに叫んだ言葉なのだそうだ。後で知ったが、先に知っていればもっと時間をかけたのにねぇ。
その先には戦国広場があって武田信玄の陣地に見立てているようで音楽が流れたりしてなかなかお金がかかっており昨年の11月にオープンしてそのころは大勢の観光客でにぎわっていたそうだ。
それが今回のこの騒動である。お客は私たちだけでほんと気の毒だったねぇ。
ここからは富士山がきれいに見えるのだそうだが、あいにくの曇り空、それでも時間によっては見えるときがあり写真に収めた、わかるかな。
そこでしばらく楽しんでから下山して、昨年一泊したコテージに向かったのだが、せっかくの桜を見る人もいない。寂しいもんだねぇ。
昨年はここに泊まって庭先でバーベキューをして暮れ行く富士を眺めて感激したものだったが今年は同じ光景なのだが寂しい気持ちもした。