2018年4月16日(月)、細君の実家へ行こうということになって常磐自動車道を走っていたが、今までは通り過ぎるのみで一度は行きたいと思っていた、「勿来の関」にようやくよることができた。

 「吹く風をなこその関とおもへども道もせに散る山桜かな」源氏の源義家が奥州征伐、後三年の役の帰りによって詠んだという有名な歌だが、源氏の末裔を自称する私としては念願がかなって大変有意義な里帰りであった。

 訪れてみると、昔の姿を残しており多くの有名人も歌を残しているのだね。時間を取ってゆっくり散策してみたが桜もこの辺りは今もって満開でいい時期に来たねぇ。

 ここ勿来の関は古代の関所で、白河の関、念珠(ねず)の関とともに奥羽州三関の一つだそうである。

そこのたっている碑を読むといろんなことが書いてありこれがまた勉強になるのだねぇ。

海に面した眺めはまた大変すばらしくここで一休みして、また新たな元気をもらったようである。

 ここを発って福島の小野町へと行くと桜が満開で「夏井の千本桜」で有名な桜まつりが開かれておりここでも桜を十分に満喫した。

そしていわきの鬼が城へと行き一泊するのだが、標高887メートルというこの地はまだ桜もつぼみや3分咲きのようで満開まであとしばらくは待たねばならないようだった。

 夜は寒くて冷え込んだがテラスから見る夜空は星がきれいで,大変古い歌謡曲だが加山雄三の「夜空の星」や「夜空を仰いで」などを思い出してふと口づさんだねぇ。

 この夜は暖房をつけて休み、素晴らしい一日であった。