1月15日(月)、細君が成人式で多忙を極めそのお疲れさんとして、網代温泉へ一泊ながら旅行をしてきた。

 細君が網代の「網代観光ホテル」へ昨年友人たちと行って大変気に入り、またペットも可、ということでさっそく予約をしてきて今回の旅行となったわけである。しかし案内を見るとペットも5キロ以下と書いてある。12キロのペットを片手に持ち片手にはバッグを持ってさも軽そうにしたのだが、何もいわれなかっとはいえ、バレバレだなぁ。

 車で行ったのだが平日ということでスムーズに行き、3時ころには到着して、さっそくかけ流しの部屋付きの温泉に入り、またそこからの眺めも気持ち良くて気に入ったねぇ。部屋に付いている温泉なので何度も入り、私も今までにずいぶんと各地の温泉に行ったが。これほど温泉につかったことはない。夕食までに時間があるので、近くを散策して網代港に行った。

そこは小さい漁港で、私の田舎に北浦港という港があり、そこには空手部時代の先輩や後輩がいて、足を運んだこともあるのだが、ふとそこを思い出したねぇ。

こういうところにはねじり鉢巻きをして男臭い演歌、それも鳥羽一郎の「兄弟船」がよく似合う。

 

 そこから戻って、網代駅やその界隈を歩いてみたが、ここも御多分に漏れず、熱海時代にはずいぶんとにぎわったことだと思われる通りや店跡が見られ時の流れを感じるねぇ。

 宿の戻って夕食となるのだが、海の幸がたくさん並びさすがの私も食べきれないほどであった。イセエビやサザエのつぼ焼き、刺身などこれでもか、というくらいに運ばれてきたねぇ。

網代といえば金目鯛だそうで、行く前に友人から話を聞いていたが、これは翌朝、地元の店で買ってきたので、まだ、これからだね。

 それにしても、部屋についている温泉ということで、着いたその日は寝るまでに5回は入り翌日も朝の5時に目覚まし代わりに入ってから食後と帰る前に3回も入ってふやけるほどであった。

 部屋付きの露天風呂でそこからの眺めがすばらしく、漁に出る船、戻る船、などを見てはぼっとしていたねぇ。

家族でゆっくりと過ごす時間はこれもまた何物にも代えがたい素晴らしいひと時であった。