10月2日、横浜駅西口下車10分のところにある西公会堂において、詩吟大会構成吟「幕末の会津藩」の中の「会津の少女」という詩吟に合わせて約8分間の演武を行った。

 各教室から出演希望者を募り約10名ほどで演武を行った。

私は過去にも何回か、ほかの吟題で演武したこともあるので手慣れているのだが、今回はみんな初心者、それも詩吟を知らない子供ばかり、そして演武者が小学1,2年生など不安な条件が重なる中、これも経験・・・行ってみたのだが大変喜ばれて拍手、拍手であった。

 演劇の世界ではどんな名優も子役と動物には勝てない、と言われるのだが、今回は私も脇役である。

 中にはちびっ子の迫真の演武に涙を流した人もいるという。ありがたい、間違ってもご愛嬌ととってもらえればいいかと思っていたが、迫力のある演武をしたのだそうだ。

 私も、時間の割り振りなどを考えながら、久しぶりに釵を使用した型を披露した、会員でも初めて見た人ばかりだっただろう。

 型のほかに、小学生による試割りなども入れたのでその分楽しんでもらえたかな、と思っている。

 こんなこともいい経験となって空手の思い出の一つになってくれればありがたい。

一つの大仕事が終わってほっと安心といったところで疲れたねぇ。