いつものように家族団欒で夕飯のひと時を過ごし、バスタブにゆったりと浸かったあと9時過ぎに家を出て行くというので駅まで送迎してあげた。
嫁も息子の旅立ちの日だから駅まで見送りたいと、おいらの車に同乗してきた。
息子を駅まで送り届けた帰り道、嫁が出発前に部屋で見つけた手紙のことを話し始めた。
「お母さんへ
毎日毎日、弁当をつくってくれたり、洗濯をしてくれてありがとう。
そして今までたーくさん自分のことを叱ってくれてありがとう。
うるさいと思ったこともたくさんあったけれど、それだけ多くの愛情を注いでくれていたのだと考えると感謝の気持ちでいっぱいです。
めちゃくちゃ心配性のお母さんのことだから、ひとり暮らしは不安だと思うけど、おれももうすぐ成人になるんだから落ち着いて見守ってくれ!」
「お父さんへ
おれが野球という素晴らしいスポーツに出会うことができたのはお父さんのお陰です。
野球をやってきたことでたくさんの仲間に出会えたし、人として大切なことを学べたよ。
少年野球のときお父さんがベンチを蹴ってまで怒ったことが、とっても大切なことだっていうのを気づいて、それがあるから今の自分がいると思っている。
大学に行って卒業する頃には立派な大人になって帰ってくるよ!ありがとう!」
息子が旅立つ前に両親に宛てた手紙
この手紙を思い出し、嫁は帰り道ずーっと大声を出して泣きじゃくっていた。゚(゚´ω`゚)゚。
そんな母親を今まで近くで見てきたから息子も手紙を書いてくれたんだし、もうちょっと落ち着いて見守ってくれ〜(^_^;)
息子も誰に似たんだか、ひとり暮らしをする旅立ちの日に泣かせるサプライズをしてくれるぜ!
おいらも熱いものが込み上げて、ちょっぴり涙ぐんでしまった( ; ; )
