国内最長距離443.2kmの昼行在来線特急・「しなの16号」で帰省 | Uesho-Line Blog

国内最長距離443.2kmの昼行在来線特急・「しなの16号」で帰省


2016年3月のダイヤ改正で大阪乗り入れが終了する、「しなの16号」で帰省しました。

長野から大阪までの距離は443.2km(新垂井経由)と、
在来線の昼行特急としては最長になります。
(一部文献に441.2kmとあるのは垂井経由。しなの9号が該当)

長野1404→1918大阪と5時間以上も同じ特急に乗っておりました。
考えてみると5時間以上も走行する列車って少なくなりましたよね。

昨年の秋に韓国でムグンファ号、東海1402→1932慶州と乗って以来かな。
乗車した時間も似ている…(この列車自体は正東津1332→2122釜田)。

昔は大阪から青森の特急白鳥とか、そうでなくても新潟雷鳥とか白山とか
各地に長距離列車があったのに、味気なくなってしまった感じです。
新幹線を入れて考えても、5時間以上走るのってのぞみを全区間乗るか、
山陽新幹線のこだまを全区間乗るかしないと難しいですしね。


ちなみに長野までははくたかで来ましたよ!
乗車券買っていなくて心配…と金沢のみどりの窓口長蛇の列だったけど、
e5489受け取り窓口で受取ついでに購入で来たので助かりました。

長野を昼過ぎに乗って、名古屋についてもまだ5分の3という感じなのですから、
すごいなと感じました。とはいえ名古屋からはあっという間にじましたが。

そして今回は「せっかくなので」と、グリーン車にしました。
4列シートだけどふかふかという感じ。かつての急行きたぐにみたいな印象。

テーブルが前と横の両方にあるので広かったですが、
前からのテーブルが遠く感じて意外と使いにくかったかも。

車内販売がないので長野駅で弁当買ってそれを食べたのですが、
肘掛けにある手前のテーブルをメインに使っていました。

食事後はその手前のテーブルにキーボードを置いて、
さらに奥のテーブルにスマホを置いてメール見たりしておりました。

名古屋から先の区間ではたくさん写真撮っている人を見ましたよ。
新垂井の区間って考えてみるとワイドビューで見られる列車がまた減っちゃいましたね。
(ひだは残りますが…)
意外と岐阜や京都で降りる人が多かったですね。

大阪にしなのが来ていたのは珍しいこともあって、子供の頃は時々見に行ったものです。
近年は信州方面の旅行商品でよく組み入れられていた感がありますが、
関西から信州へは去年からは新たに開業した北陸新幹線経由をプッシュする傾向にあるのが、
しなの衰退の要因にもあるのかなと感じました。
(長野・上田方面だと似たような所要時間ですし)