大江→東名古屋港(1.5km)

大江から東名古屋港までの名鉄築港線は、朝と夕方しか列車が走らない、工業路線。JRでいうなら和田岬線(山陽本線兵庫－和田岬)のようなもので、平日のラッシュ時にはそれなりの客がいるので、大幅に廃止されてしまった名鉄各線の中で廃止されずに残っている。
前日に名古屋に行く用事があったのだけど、土曜とはいえ祝日のために終電が早く用事が終わってからでは間に合わなかいこと、急行かすがの乗り納めもしたいことを考えて、前日は名古屋に宿泊(東横イン日曜祝日キャンペーンで3900円!!)、朝の便を選んで乗ることに。

まず、自動改札をくぐる。始発駅に自動改札を設けると、東名古屋港は無人で住むのだ。JRの和田岬、東武の大師前と同じシステムだ。
この自動改札がトランパスに対応しているので、東名古屋港は無人駅だけどトランパス対応なのだ。

列車は私のもう一人客がいるだけ。その割には運転士・車掌も乗っていて、やがて駅係員がタブレットを持ってきた。
タブレットなんて原始的だなと思う反面、こういった盲腸線ではこれでも十分なんだ。
それにしても、タブレットキャリアに収まりきらないタブレットには、「大きいタブレットだな～」と思った。

やがて列車は出発。平行してリニアモーターカーHSSTの実験線があったのだけど、今は撤去されていてその跡地になっていた。
愛知万博会場へのアクセスとなったリニモは、ここで実験された技術を使っているのだ。
すぐに東名古屋港に到着。記念撮影を済ませて、３分後の列車で引き返した。