厄災の世界樹 | rune,wird

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四つの国しか無い世界。

北の国、ニフル。

東の国、ミドガル。

西の国、ヨツン。

南の国、ムスペル。

中央、世界樹。


ニフルは雪と氷の国。ヘラ家が統治。他の国とあまり交流がない。

ミドガルは水の国。オルム家が統治。歌や踊りが大好き。

ヨツンは岩の国。フェン家が統治。岩をくり抜いて住居にしている。

ムスペルは常夏の国。ファフニール家が統治。南の端に火山がある。

世界樹はユグドラシルと呼ばれ、悪魔が住むとされる。ユグドラシルから槍が国々に降り注ぎ、生命を奪っていく。


ムスペルの火山の火種で鍛えた武器だけが、ユグドラシルからの槍を折る事が出来る。

しかし、火山の火を扱える職人が現在は居ない為、剣が五振りあるのみ。

その剣を扱える者も稀で、使い手はファフニール家の支援を受けた屋敷に集められている。


ファフニール家に伝わる『金の指輪』。

この指輪が、使い手の能力を引き出す主人を連れて来ると言う言い伝えがある。


ユグドラシルから降る槍は、建物の中に居れば影響を受けない。

槍に貫かれると、その部分だけ壊死する。


ユグドラシルからの厄災に昔から人々は悩まされていた。

馬車で移動するにも、行者と馬の生命が危険にさらされる。

槍は不定期に降り注ぎ、予測不可能。

しかし、使い手のみ槍が降る前に空から呪文のような声が聞こえると言う。

それが使い手になれる資質だそうな。


ユグドラシルからの脅威をどうにかしたいが、厄災から身を守るだけで精一杯。

国々を守るには、五人の使い手だけでは不十分。

自国(ムスペル)の防衛だけで手一杯。


ムスペル以外の国は、ファフニール家に武器の提供を求めるも、ファフニール家にもそんな余裕は無し。

ファフニール家からムスペルを奪おうにも、いつ厄災が降り掛かるか分からないから進軍もままならず。


厄災を取り払う為にはどうしたらいいか?





そんな世界のお話を今、構築中…


お楽しみに!←いつになるんだー!゚(゚`ω´ ゚)゚