最近、移動がまた増えてきまして、宿・駅とかにいくことが増えたんですが、

あきらかに、”超空いていた時”とは違う趣を各所が帯びてきていたりして、

”オォォこれは・・・”ということが増えました。

 

オォォなる感想、コメント、

その真意は二つ。

 

1つめは”人が本当にすごくて、活気があるっていいな”(そしてちゃんと経済回っている感あるな、と)というもの。

 

もう1つは、

東京駅を筆頭に、(後は最近の渋谷駅周辺)、ダンジョンすぎるやろ?

ということ。

 

例えば都内に来る人たちもきっとお世話になることが多いはずの超ターミナル駅、東京駅でいうと、

まず、肝心の新幹線〜とか特急〜とかの案内板がわかりづらかったり、文字が小さかったりで、
ホームに行くのに一苦労する!こと。(みんなは迷わないのW?)

”tokyo gransta"とかのロゴなどが前面に出過ぎて(w)どちらに行けば何があるのかが分かりづらいこと。

あとはおみやげ、駅弁、takeoutのお店が多すぎて肝心の”ホーム直前エリア”でのカフェとか軽食を食べられるところが

ほとんどないこと。(早くホーム近くまで来るとガチで座るところがなくて詰むw)

そしてなぜか建物のサイズ感のわりにトイレが少ないこと。(少なくないですか?そしてあっても遠い!)

 

そしてエスカレーターがどこにどんな感じでつながっているのか、全くイメージできないなど

(そしてエスカレーターも1列のものが多い)人がフルで入ると(インバウンドが戻った今とか特に)

人を避けるので精一杯だったりするw。

(↑あ、これは百貨店の地下なども同様)

 

JR山手線原宿駅、鎌倉駅とか、改装前の東横線中目黒駅とか、

あきらかに乗降客の数と駅のキャパがあってないなというところ、実は結構あるように思いますが、

駅だと商業施設だと違って”リアルに危ない”ので、

なんとかならんかな〜と、そういう現場を見るたびに思います。

 

上京してすぐの頃は

新宿は町全部がダンジョンだな!なんて驚いたものですが、

(それにくらべて渋谷っていい意味でちょっと村感というか、集落感があっていいんですよね。最近は変わってきましたがw)

最近は再開発しすぎてダンジョンがガチで増えていっているように思います! 苦笑

 

そして同時に”少人数の人によって人為的”につくられた動線って、よく考えられて作られているようで、

実はとても使いづらいものだな”と、改めて感じています。

 

長い年月をかけていろいろな人がそこに絡んで、
組み直したり足したりして作られたものって

やはり、”動きに自由度がある”のですよね。(ex.以前の渋谷の街)

 

作りこまれすぎると”動線設計の単調さ”のなかに、

複雑性・多様性を持つ人たちがほうりこまれるから、

箱もの・オーガナイズされすぎたものは”自然の法則”(ひとの持つ不確実性など)にきれいにリアクションできずに、

機能lessになっていく・・・。

 

でも、人本来の”カオス成分”を持って年月をかけて進化してきた町は

なんだかとても人間的で動きやすくて息がしやすい。。。
そんな気がするのですがいかがでしょうか。

 

(あ、京都とか、奈良とかはこれに含まれないです。
あんなにヒューマンスケールな場所は他にないよな(日本では)

と思っているので)

 

 

再開発されていく街はこれから増えると思うのですが、

その際に、あまり詰め込みすぎずに”余白”をちゃんととって再開発をしていただけたら、
なんて思うのですけれど、さてそんな街、できるのでしょうか・・・。