山羊座新月の星しらべ
 
↑こちらが、山羊座新月(1/03)の星回りとなります。
 
山羊座で星が集中。
金星、冥王星、太陽、月・・・。
 
これをよーくみているとふっと感じたのは、
 
それぞれの時代にはそれぞれの言葉があるのだなということで、
またその言葉がかわると”土台がかわっていくのだろうな”ということです。
 
例えば、昔、戦国の世とか平安の世を生きた人たちが仮に今タイムワープしてきて
私たちと会話できたとしましょうか。
 
厳密には日本語は今も若干音が違ったとか言う説もあるのでちゃんと会話できるかどうか
その検証はさておき、同じ言語なので言葉は通じるとは思うのですが、
言葉が交わせたとして、”価値観とか概念”は共有できているものでしょうか。
 
答えは否かと思うのですが、さて、どうでしょう。
 
当時の価値観だからこそ生まれた言葉があったり、
当時の時代背景だからこそ”生きた表現とか言葉”があって・・・その中にはきっと、
今の時代に至るまでの過程の中で埋もれてしまった”化石となった言葉”もあるはず・・・。
 
また、その逆も然りで今だからこそ生まれた言葉があって、
それは当時はなかったもののはずで・・・。
 
* *  *
 
人の意識は当然ですが”まず言葉ありき”なんて言われるように、
言葉が織りなしていくものです。
 
そうやって考えたら私たちが日常的に使っている言葉である「仕事」なんていうものも、
もしかしたら最近使われ始めたのかもなぁ・・・とか。
そんなことも思ったりもして。
 
仕事の語源はさておき、私たちは赤ちゃんの時代から”言葉をおぼえ、言葉を使ってこの世界を理解していくもの”・・
つまり、その”言語習得のプロセス”とは、言い換えれば、この世界にはどんな価値観があって、どんな概念があって、どんな集団幻想が構築されているのだろうかということを習得していく、理解していくプロセスであるなんて言えなくもないのではと思うのです。
 
そこにある言葉が時代のベース(概念)をつくり、
言葉が私たちを先導していくと言ってもいいのかもしれません。
 
また、言葉で面白いのは、先人が残した言葉を踏襲.継承しながらも、
いつも若い、フレッシュな感性が言葉をうみだし、言葉を編み直していくと言うことです。
 
ある言葉が流行るとか流行らないとかではなくて、きづけばある言葉が”浸透していて”、
その言葉が当たり前になっていく・・・
そう言う現象を目にしたことはきっとだれでもあるのではないでしょうか。
 
なかったものを「ある」にする。
また、「ある」ことをさらに深めていく・・・
そういう概念の遊びができるのは人間が知性がある動物で、
その知性がそういった”刺激・遊び”を求めるからなのかもしれません。

極論を言うとそう言う”概念遊び”をこの星にしにきているのが
人という生き物なのかもとも思うのです。
 
言葉を生み出して“物事の間に差をうみ、いろいろな物を仕分けて、それぞれの世界を堪能する・・・。
そして、それらを思う存分楽しんだら、その後に、最終的には子供が砂場のお城を壊すみたいに、また砂場の砂へともどしていく・・・”・・・そんな流れを楽しむために私たちはここにいて、また言葉遊びをしているのかもしれません。
 
 
この世界を意味があるものにしているのはそこに言葉のロジック、
いや、言葉のマジックがかかっているから。
 
だとしたら、今、私たちはこの言葉のマジックをあらたに私たち自身にかけ直していく時が来ているのかも
とも思ったりもしていて。
 
これが冒頭の、
「それぞれの時代にはそれぞれの言葉があるのだなということで、
またその言葉がかわると”土台がかわっていくのだろうな”ということです」
につながっていくのです。
 
山羊座の新月は”私たちが作っている世界をより良き世界に作り替えていく”
そんなバイブスを感じるときです。
 
そして、世界とは・・・・
 
この定義は人ぞれでしょうが、
私たちの意識、つまり言葉が構成しているものだと思うのです。
 
世界がかわる、それはそこで使われている言葉が変わることを意味しています。
 
それはもちろんですが、日本での公用語が英語にとって変わるとかそういうことではありません。
 
ただ、この辺りから、あきらかに、”使っている言葉”とか”概念”が異なる人たちが枝分かれしていき、
それぞれの世界を生きるようになっていくのではないでしょうか。
とはいえ、もう実際そうなってきているとは思うのですが、それがこのあたりからだいぶ加速!
それぞれの次元、世界観を生きていくような、
マルチユニバースの世界へと私たちは進んでいくのではと思うのです。
 
 
でも、だからこそ”自分がどの軸でいきたいのか、どの世界観でいきたいのかを知ることは重要”となり、
そのため、水瓶座的な力、”I know"バイブスの応援が必要なのかもと感じています。

今はもう皆様ご存知の通り、水瓶座木星期間のラストスパート期間、
あと2週間で水瓶座木星期間は終わりますが、
この間とは水瓶座の章がグランフィナーレに向かう時なので、
"I know”のバイブスが超絶パワーアップしている瞬間です。
 
12/29に終幕を迎える水瓶座木星期ですが、きっとそのときまでに
皆さんの中で大いなる気づきがおこる・・・のではと思っていますが
それはこの山羊座新月のタイミングで”どの世界線”に進みたいのか
と問われるようなことがあるからなのではと思っています。
 
スピリチュアルな世界とか精神世界では”現実は自分が創造する”と言われますが、
もしそうであるならその世界(つまりあなたの想像する世界)にある辞書にはどんな言葉が書かれているでしょうか。
 
史実かどうかはわかりませんが、
ナポレオンの辞書には不可能なる文字はなかった・・・といいます。
 
これはだいぶ盛られた話かとは思いますが、とてもいい参考になる事例であると思うのです。
さて、あなたはどんな言葉を人生から消し、どんな言葉を書き加えますか?
 
おさらばしたい概念”・・・・それをよく考える時であり、
新世界想像のタイミング・・・それが年始早々にやってくる山羊座新月、
その真意なのかもしれません。