生活していると必ず使うもの。
照明。
ホテルでも旅館でも家でも出先でも、
どこでも存在し、
現代を生きる私たちはその恩恵を受けている。
また、かつては眠る時間であった夜を”活動可能なもの”にした、
世紀の大発明、ライト。
光は食卓の美味しさも
寝室のムードも
リヴィングの癒し感も、
その空気感、すべてを変える力を持ちます。
灯す光の色、強さ、on/off、
パチンとスイッチをつけるだけで、また、
調光ダイアルをひねるだけで部屋の空気感、
すべてが変わる。
つけるだけで、いや、つけなくても
そのオブジェ性が部屋・空間自体を変えるマジックアイテム、
それがライティングアイテム。
・・・・
にもかかわらず照明ってじつはそんなに気を配られていないのかな〜って思う場面も多くあり、
名作とも言える照明器具でさえ、オシャレな家具やさん、
デザイナーズショップ、インテリア系の雑誌等でしかみかけないとかもザラ。
ここ、照明変えたらもっとよさそうなのにな〜!とかいう場所は街中にも
マンション等住まいでもすごく多くあるように思います。
そんな”あかり”ですが、
実際のところ、名作、無名問わず、照明器具は星の数ほどあるので、
12星座ごとにどや!っと選ぶのは難しいので、ある程度ジャンルを絞りつつ、キュレーティングしていきたいと思います。
照明シリーズの初回である今回は「デスク・テーブルライト」に絞ってご紹介しようと思います。
では、いってみましょう〜!
シンプルな佇まいの中にもちゃんとデザインしましたよっていうセンスが感じられるのがいい。
お高くとまってない、カジュアルな感じ。
でもどこかにクールなかっこよさを感じるデザイン。
ベッドサイド、テーブル、キャビネットの上とかでポイント使いしたいライトです。
Arne Jacobsen
(Louis Poulsen)
デザインライト・照明の定番中の定番。
デザインされてから60年が経ちますが、古さを感じさせません。
今買えば、存命中に100周年!を祝うこともできるかも。
一家に一台(スタンドライトverもあり!)の照明と言えるかも!
(Flos)
コンスタンティン・グルチッチのキャリア初期の頃の名作。
私も持っていますが、コードを巻きつけるハンドルというのが
なんかapple/macっぽくて可愛いな、と。
またカラバリも何色かあり、
白とか黒はデザイニッシュなイメージです。
画面で見るよりは商品は大きめ?ですが、ハンギングライトとしても使えたりして
マルチユースでそのあたりもとてもふたご座的かな、と。
Tatou 01
Patricia Urquiola
(Flos)
イタリア在住のスペイン人・女流建築家・デザイナー、パトリシア・ウルキオラ。
彼女はソファ・椅子等のデザインに定評がありますが、幾つか照明もデザインしていて。
これもその一つ。
foscaliniから以前出していたライトもだいぶテクスチャー・パターンが強く出ていたものでしたが
こちらもとてもチャーミングなデザインで、光を灯した時の”穏やかな感じ”に”水星座っぽいところ”を
感じますがどうでしょうか。
可動域も広く、とても実用的でスタイリッシュ。
デスク周りに洗練をもとめるなら、こちら、いかがでしょうか?!
ベッドサイドで・・・
屋外で・・・
玄関で・・・
とマルチユースでコードレスながら、この光の綺麗さは反則だろ!とおもえるほどに
個人的にも欲しいなと思っている逸品です。
Archimoon
Philipe Starck
(flos)
名品中の名品。
スタルクのデザインによる、
archimoonのデスクライト。
この柔らかい光とノスタルジックなシェイド・スタンドのデザインの照明器具を使えば、
書き仕事やらなにやらもすごくはかどりそう!
shadeのデザイン違いでたくさんのバリエーションが生まれた名作ライトです。
ICライト
マイケル・アナスタシアデス
( flos)
ヴィンテージのようにも見えるし、最新モダンのようにも見える、
エイジエスなライト。球体のシェードとメタルスタンドの組み合わせで
スタンド、ウォール、ハング、テーブルとタイプ違いも。
置く場所を選ばないが、
急に空間がしまるのはこの照明の造形美の力のすごさ?!かも。
雫を逆さにしたような形がどこかユーモラス!
デスク周りが急にフューチャリスティックになりそう!
isamu noguchiのakariは世界的も有名なので持っている方、知っている方ばかりかと思いますが、
このart/light/sculptureの垣根を越える照明はあとにもさきにもakariだけかと思います。
世界中に愛好家がいて、また価格もお手頃。(他のデザイン照明とかに比べると)
一家に一台、光の彫刻を!
と激しくお勧めできるライトです。