本の進行中から実は、"土の時代の最後"に、また、風の時代にも継いでいけるものとして"何かメモリアルなこと"、土から風へと移っていく、この時代の狭間においてなにか象徴的なことをしたいなぁーとか思っていて…。
 
うーん。
 
なにかなーなにかなー、と思っていたら、
ピンと閃いたのが、そうだ、"靴を買おう!"というもの。
 
実は前から友人(ということでいいのかしら?)が
Bespokeのシューズブランドをやっていて、そこは婦人靴専門だったのが、
ここ数ヶ月でスニーカーラインを始め、しかもそこにはメンズラインもある!ということで
超ピンときまして!
 
これだ!
靴をオーダーで作ろう!と!(そして長く履こう!と!)
 
この間、忙しいピークも過ぎた頃に、
ちょろっとアトリエにお邪魔してきました!
 
 
 
アトリエにて。
 
hoshinoさん(某俳優さんにそっくり)
と色々なサンプルをみる私。
 
 
採寸の儀。
 
 
ハイパー丁寧。
プチ殿気分♪。
 
 
うーむ・・・どれもよき。
 
 
 
この木型の美しさよ!
 
 
 
 
こちらイタリアのB社のようなパティーヌ仕上げ。
こちらはグレー&オレンジ(ピンクっておっしゃていたかな?)
をグラデ見たくしたもの。
オリジナリティが際立ちます。
 
 
こちらは以前からの婦人靴のライン。
 
素材を組み合わせるのはもちろん、
ありとあらゆる色、素材、ヒールの高さとかも!?
すべて自由自在!らしいです。
 
カーフ、スェードはもちろん、オーストリッチとか、クロコ、パイソン、ガルーシャ…
マテリアルの使い方がとっても贅沢!
 
 
 
私はメンズなのでスニーカーのみのチョイスなのですが、
靴好き女子の方々にはたまらないかも、と。
 
 
この輝き。
 
 
 
靴をオーダーするって
こんな感じなのですね〜と
初めてづくしのことに、
終始どぎまぎ・・・というか挙動不審だったともいうw。
 
 
 
 
この感じとかすごくスタイリッシュじゃないですか?!
真っ白のフレンチカーフに(ソールも白)
タンと後ろの一部分のみクロコ。
 
 
 
左より、
 
撮影やろうか?と名乗り出てくれたモグ先生
(@ https://www.instagram.com/boo.picture)
(今回upしている写真で白黒のものは全てmog先生のものです)
 
 
私、
 
momoさん、
hoshinoさん。
 
お二人が主宰する、bespoke shoes hoshinoは

 

 

数年前に茅場町界隈に移転、
そこにアトリエ(採寸等もそちら)を構えておられます。

また、アトリエだけでなく、全国の顧客様がいらっしゃるので、

⇩こうして日本全国の主要都市をまわる、
”カスタムオーダー受注会 trunk show”的なこともされています

 
こうしてお近く(の主要都市)まで来てくれたりもするので、
タイミング等があえばちらっと見に行ってみるのもいいかもしれません。
 
 
そして、ここからが大事なところなのですが、
実は、私、ハイパー靴好きでして。
靴は年間でだいぶ履き倒す人なのです(だいぶ歩く人なので)
 
なので、その消費量も半端なく、
”ゴミに出す”靴もたくさんあるのですが(はきつぶすから)、
その時、毎回なんか心が傷むというか、
あ〜ソールの張り替えが出来たらもっと長く履けるのになぁ〜とか、
アッパーが変えられたらよかったのになぁ〜とか、思うことも多々あり。
 
お気に入りの靴を一部が欠けたからとか、一部が取れそうになっているとか、そういう理由で
手放す、廃棄するって、やっぱり靴好きにはどうしてもネガティブな意味で”堪らない”のです。
我慢がならないというか、悶々するというか。なんかちょっと心がチクチクするのですね。
ゴミとしても”サイズも大きい”し。
 
なので、こうして、フルオーダーで作っていただければ、
確かに”高額なもの”ではあるのですが、
木型から作っていただくので(そうじゃないプランもあり)足にしっくりくるのは必然ですし、
なにより全てのパーツが交換可能なので、いくらでもあとからパーツ交換ができるというのが
すごく素敵で、ecoで、色々な意味でスマートかも!と感じたのですね。
 
私、今使っているリュックは某吉田さんのものなのですが、
もう何度もリペアに出してパーツ交換しながら使っていて、
一緒に4000kmぐらいは旅をしていることとなるでしょうか
(お遍路、スペイン巡礼、熊野古道等)。
 
そして、そういう”お供を持つ楽しみ”って結構他では得難いものでして。
 
土の時代の最後、
時代はこれから変わっていきますが、
これからのnew-story、
”私の人生という物語を一緒に歩むもの”を作りたい、
と土の時代の最後の最後に、また、
新刊の刊行記念に何か手に入れたいかも!とも思ったのですね。
 
そして、選んだ”もの”というのは、既に紹介していますが、
風の時代は移動の時代といわれていますが、
その相棒となってくれる”靴”でした。
 
某H社と同じ革(フレンチカーフ)を使い、
極上の技術を持つ職人さんが手縫いで作り上げてくれる、
世界で一つだけのオンリーワンのもの。
 
これがあれば他はいらないといえるようなもの。
(と言っても、それぞれ使うシーンが異なる・用途があるのでドレスシューズや山用の靴は別ですが)
 
ほころび、傷、ソールのすり減り等ができたら、都度新しいものに生まれ変わらせていく。
そういう時を経るごとに進化・変化する相棒、
そんな靴を持つ・育てるのもこれからの時代において、よさそうだなぁ〜と、
"less担っていく時代”だからこそ、靴でそれを体現するのもいいな〜と、
思ったのですね。
 
あ、そうそう、
今回は採寸とデザイン決めのみなので、
また仮縫いとかもprocessもありますから、こちらでも
随時?ご紹介していこうかと。
完成は年明け〜春ぐらいでしょうか。
 
今から完成が楽しみでなりません!