世界には”ねばならない”ことって果たしてあるのでしょうか。

 

「人の世には108の煩悩がある」などと言いますが、

それはもしかしたら”欲”とかだけでなくて、上述のような”決めつけ”とかもその中に含まれるのかもと思ったりしています。

 

世界には”普通”というものはあるようでないものです。

 

今の普通は江戸時代には普通ではないこともあるでしょうし、

昔の普通は今はもうきっと”おかしなこと”かもしれません。

また、今の日本では”普通”のことも、ポリネシアの島々にいけば、きっと”普通ではない”のでしょう。

 

時代が変われば、

場所が変われば、

普通や当たり前や常識は変わっていく。

 

世は移ろうものなのです。

 

浮雲とも言える、この世界で、

ふわふわ、ただようだけのこの世界で、

なぜ、人間は”器用に杭を打ち、そこに留まろうとする”のでしょうか。

 

そしてそういった”縛り・くるしさ”といったものが、108の煩悩というものであり、

人が人生で”脱いでいくもの”であるとするならば、

時代が変わる今こそが”解脱の大チャンス”だと言えるのではないでしょうか!

 

あと数日で、太陽が人馬宮に入ります。

 

射手座は”自由とか旅、哲学・冒険を司る星座”です。

 

太陽がそこにはいれば、人の世界のエネルギーは一気に”自由へと”ギアが入ることとなります。

苦しみ、タガ、欲、執着・・・その中でも特に自分を縛るものから解放されて、

どんどん”自分を苦しめるものから抜け出していく”・・・そういう時期が1月の間続きます。

 

おそらくこの時期に”土の時代のステージ”から次時代のものへと多くの人が飛び出していくこととなるような気がします。

ただ、自分では飛び出せないという人も大丈夫です。

 

外圧や外からのキューがでて、きっとそういう風なながれになっていくはずですから。

 

社会における”あなたをしばるもの”、あなたが自分で打ち込んだ土の時代において、安定するためのアンカー・

そういうものがどんどん解けていきます。

土の時代の、また、あなたが自分で作り上げた

”ねばならない”たち。

・・・

それらがどんどん”かきけされていく”・・・まさに”ねばならないバスター”が発動するのが太陽射手座期間の星調べ。

今月末から、土の時代の縛りからとき放たれ、

あなたは自由の空へ飛び立ち、次時代に行きたいところへと、

”地の仲間”ではなく、”知”の仲間”がいるところへと羅針盤を書き換えていくのではないでしょうか。