例えば親から全く理解されない、

分かってもらえないとずっと怒っていた少年期を過ごしたとして。

 

時が経ち、今度は自分が親になってみて、”あぁ今までは親がどう思っているかとか、親自身のことを分かろうすらしてなかったなぁ”と気づきがあって、初めて自分の稚拙さを悔やんだりするかもしれない。

 

覆水盆に返らずなので”過去にどれだけひどい仕打ちや罵倒や諸々”を親や周りにしていたとしてもそれはもう戻らない。

 

ただ、自分の内側で解ろうとか悔やんだりをすることで”時空軸を超えてあの時の自分の心を癒す”ことはできるはず。

 

過去の過ち、身内・他人に対する感傷的な想いや傷、そしてトラウマ・コンプレックス。

 

そういうものは概して自分の中に残り、つい引きずりがちだ。

 

ただ、この魚座満月の星調べは多視点で全てを見ていくことを促してくるので、

いろいろな”不思議な流入物”や”漂着物”が人生にやってくるだろう。

message in a  botlle...ではないが、砂浜にながれついたメッセージ入りのボトルが人生を変えることもあるように、

snsの画面にパッと現れた”ただの140文字の羅列”や、だれかがオススメしています!的なテキストが”イライラ”をもたらしたり、

モヤモヤの原因となったり、また、時には大いなる癒しとなったり、はたまた、”今、これをちょうど必要としていた!”的なこともおこるかもしれない。

この世は色で溢れていて、”それら色たちがこの世界を形成する”。

「いろいろなものがこの世界にはあり、その各々の世界の中での正解とか善とかというのもまた存在している」ということを示してくれるのがこの魚座満月なので、”今まで自分が知らなかったところ・アレルギーを起こしていたところ・放置していたところ”に導かれるようにして流れ着いた人も多いかもしれない。

 

話は冒頭のものに戻るけれど、

自分の中の正義とか、自分の中の善悪・正誤。

そういうものをもう少しだけ拡張したり、ロープレをするように”違う視点”でみられると

本当はもっと世界は違って見えるのだろうけれど・・・・

多忙な現代人はなかなかそうもいかないはず。

 

ただ、この魚座満月は想像力や融解力が増してくるときでもある。

自分らしくないものもきちんと理解し、受け止め、また受容できたりもして、

”ま・いっか!”といろいろなことが吹っ切れたりするかもしれない。

 

真の平和は相互理解から。

そしてその相互理解をするためにはまず、

”お互いの信念とか想いを伝えること”から。

ここから先、

人の意識はIをこえていくステージへと入っていく。(のだろう・・・多分)