敬愛するデザイナーでもあり、
世界的に著名なインダストリアルデザイナー・(もはやほぼアーティスト)のフィリップ・スタルク(仏)は、
仕事が来てもほとんど寝かせて「その時が来るまで」ずっと放置するということを
あるインタビューで見たことがある。

また、同時期に通っていたデザイン学校でもデザイン提案・形が出来上がるまでの9割は内省・リサーチで、
形を起こす・絵を描いたりするのは残りの1割ぐらいだ、ということを習ったような気もする。

別にここだけを切り取るわけではないが、
自転車の練習とかは”やったらやった分だけしか”上手くならないけれど、
クリエイティブな仕事・アクティビティというものは、
実はその大半は”寝かせること”にあるのではないかとすら思う。

そして、そんな「寝かせる」ことに長けた星座のパワーを使えば
実はみんなクリエイターとなりやすい、クリエイター化しやすくなるのではないかとも思うし、
そうなれば一億総クリエイター時代(そうなるかどうかは別にして)はもっと生きやすくなるのでは?とも感じている。

「えっ、そんな”寝るのが仕事”的なバグった星座あるの?」と思うかもしれないが、
そんな夏休みに遊び疲れた少年のような「お昼寝大好き星座」とは、
実は獅子座のこと。

寝る子は育つとも言うが、
「寝ること、ゆったりすること、無意識や深層心理の変化・成長のプロセスに手を出さないこと」は非常なことだ。
実際に人は自分の身体の成長プロセスを意図的な増量や減量以外でコントロールできない。

獅子座はその守護星・太陽のように、
全てのものたちにエネルギーを分け与える星座であり、
「育み・育て・伸ばす」エネルギーを持つ星座でもある。
 

 

一見すると何もしていないぐうたらな過ごし方、
遊んでいるだけ、
寝ているだけ、
くつろいでいるだけ。

そんなマイナスイメージを持たれがちなことも
獅子座のシーズンには「王道の生き方」に変わる。

頑張りがちな人ほど、
もっと自分の真意にロイヤルな生き方を。

いつも頑張っている自分に誇りを。

ここでしっかり「寝かせたこと」は次の乙女座のシーズンから徐々に形になり始める。

特に山羊座にとっては10月の天秤座の時期はそのピークタイムとも言える。

いわゆる、収穫の秋!というやつだ!

そこをしっかりと「実り豊かなものにするため」にも、
今はしっかりと休む、寝る、または何かを意図的に寝かせることにしよう。

 

「熟成の時間・萌芽のためのエネルギーを蓄える時間」というものは
「大成する」ためにはどうしても必要なものなのだ。