ここ1年ぐらい”太陽を使え”、
”月はprivateのみ!”
という感じの記事をupすると、
”太陽と月が同じ星座の人はどうすればいいですか?”
といったご質問を受けることが増えてきました。
これ、じつは”〜〜だから、〜〜やねんで”
といった風に簡単にお答えできることではないので、
今まで封印していたのですが(誤認されても困るから)
この場を借りて?
私なりの考えをお伝えしていきたいと思います。
少々お付き合いくださいませ。
結論というか、
”大前提等として理解すべきポイントとして”
新月生まれをふくむ、
太陽と月が同じ星座の人は、
過去性での特質を今回の人生にもひきつぎ、それが”解脱ポイント”ではなくて、
同じようにくりかえしたり、その力をつかって”何か別のことを成していく”設定に生まれた、
というふうに私は捉えています。
いろいろな解釈があるし、全然あっていいかと思うのですが、基本的には
月太陽合の生まれは、
”過去性で課題がクリアできていないからまた再転生した”という風にとらえることもできますし、
”もう一回あれを体験してみたいから同じ力で生まれた”というふうにみることもできますし、
”培った能力を違う形で世に出したいから・生かしたいから”という風にも理解できると思います。
ゆえに、
太陽と月が同じということは
”自分軸の生かし方”に関しては”公私同じなので、
今まで通りでいいのかな”と思います。
つまり、
月を使うな太陽を使えというのは当てはまらず、
過去、培われたパワー、特質を今世はさらにブラッシュアップさせるとか、
dhのさす目的に向かってfullパワーで立ち向かうという風にも捉えることができると思うのです。
ただ、
月と太陽が同じひとは多くの人がもつ”月からの解脱”がない分、他のところに課題を持つ人が多いです。
例えば火星が暴走するとか天王星とか
トラサタが変な座標にあって制御に四苦八苦・・・
とか。
とはいえ、最もたるものはDHにむかうこと、
それに尽きるのでは、と思います。
(他に解釈が難しい座標の典型として、太陽とdhが同じとか、dt(dh)と月が同じとかもありますがそれはまた今度触れます)
dhにむかうために、(しかもそれは往々にして大きな課題のことが多いように思います)
公私の時間をつかい一生懸命進む!
実際に新月生まれは”社会的に大きなことを成し遂げる人が多い”ような気がします。
人格Aと人格B。
それは太陽と月が離れれば離れるほどに”さが生まれる”ものなのですが、
太陽と月が重なったり、近ければ近いほどその差は小さくなっていく。
それゆえ、太陽と月の間で生まれる”課題”のvolumeも減り、
その代わり”課題が他のところ”にあるのです。
ただ、それはかなり個々人のチャートによるので、
新月生まれはこうだ!とか
太陽と月が同じサインならこうだ、
という定義はないので、
チャート全体を見ないと”課題点”とか”問題点”とか、
”misson”といったものがわかりづらいのです。
それゆえ今まで触れてきませんでしたが(安易な物言いもできないので)
総論として、
太陽・月合生まれは
”外の世界”(dt、dhやトラサタや土星)を見ていくと人生の目標や
やるべきことが見えて来やすいのかな、と思っています。
(実際に鑑定の際にもそこを重視します)