これがあなたらしい、とか
ああいうのがあなたには似合うとか、
あれが実は本当のあなたの姿だよ、とか
本当の自分らしい、とか
世の中には”自分”というものを
なんらかの枠に入れようとしてくる概念や言葉が溢れてる。
でも、そういう言葉がしめす”自分らしさの檻の中にいる”ことは、
ある意味社会での立ち位置を確保するためのセーフティゾーンで、
居心地がいい反面(その役を演じればいいから)
社会での立ち位置や見え方を硬直化させてしまうリスクもあり、
諸刃の剣的なものと言えなくもない。
万物は流転する。
全ては進化(?)を続ける。
全てのものは循環、
つまりは輪廻の渦の中にある。
とするとその”確固たるポジション”をもつことは
果たして”リアル”なことなのか?
自分らしさなる幻想をぬいで、
自分らしさとか〜〜らしさがない、100%の自分に戻る。
偽りの自分らしさなんて破り捨ててしまえ。
本当に気持ちがいい自分でいられるなら、
自分の心の内と相思相愛になれたなら、
もうそんな”言葉の武装”や”らしさの魔法”をかけてもらう必要も
自分を囲う必要も無くなる。
今までかぶってきた
義体、偽装を脱ぐ刻。
牡羊座満月はきっとそういうタイミングとなる。