土星逆行が明日にも終わるわけですが、

鑑定の現場で得てきた実感として、土星が逆行している時は

私たちの”バリア”も解けるor

弱くなる時であるとも思っています。

 

なんの因果か、土星は先生と言われたり(個人的には管理官なのですが・・・)

しますが、その身に輪を持つ唯一の天体(占星術で使う10天体の中では)でもあります。

 

ここで強調したいのは、

土星の輪とは”強力なバリアの輪”のメタファーであるということ。

(私の勝手な解釈です)

 

鑑定を重ねてきて思ったことですが、

土星がその歩を緩める時、

総じて私たちのファイヤーウォールは効力が弱くなったり、

はたまた完全にバリアーがオフになったりすることも多いようで。

 

それゆえ、普段なら起きないであろう面白いドラマが発生したり、

新しい出会いがおきたり・奇妙奇天烈な不思議な出来事があったりするのですが

(先生不在の無法地帯の小学校みたいな!)

それはあくまで真夏の夜の夢であり、期間限定のいっときのあやかしの世界。

 

本来の世界”だけ”を生きていると起こらないできことだらけのはず。

 

某映画で油屋に迷い込んだ千尋がそこでおこる数々の出来事を通し人間的に成長していくように、

土星逆行期間にはいろいろな”まやかし界でのもろもろ・かわりごと”が起こります。

そして土星管理官が順行に戻るとき、”まやかしと幻想”の時間は終わりを迎えるのですが、

上記の映画のように、私たちが現実世界へと回帰していく時には一回りもふたまわりも

たくましくなっているはず。

 

土星の順行は現実社会での”リアルな修行”(内容は土星が座するサイン・ハウスによる)をしていく時、

それに対して、逆行期間には”あやかし”の世界でのミラクルが起こる、

この世とあの世の狭間にも行けてしまう、不思議なマジカルモーメントなのかもしれません。

 

(スピっぽいこと・不思議なシンクロ等は土星逆行期間におきたとたくさんの経験談・体験談あり)