いきなりですが、
今回の蟹座新月・特に皆既日食が与える影響は
”理性のアンロック”ということに尽きるかもしれません。
 
皆既日食が与えるパワー。
特に今回の蟹座で起きるものが巻き起こす力は
「心が理性とか社会通念、常識の壁を越える」こと。
 
恋でも情熱でもやりがいでもなんでもいいのですが、本気スイッチが入った時。
そういう時に人は”体裁とか世間体とか見え方的なことがどうでもよくなり”
何かに向けて一直線に”素直に”自分を表現したり、
本当の心の奥底に溜め置いた欲求を打ち出したり、
かっこつけない本来の自分になれるのかもしれません。

理性が外れるということは、
ちょっと怖いことでもありますが、
人生にはドラマはつきもの。
あがったりさがったり、時に違う道に迷い込んだり。
特に今回の蟹座新月は心の波動が通常よりも強く感じられる時でもあります。
 
結果、自分本来のバイブレーションが高まり、
自分が自分以外でいられなくなります(当たり前ですが!でも自分以外になっている人が多いのです!)
まっこと、本心に嘘をつけなくなります。
 
副作用で心が葛藤の渦に包まれ、
心の中で嵐が渦巻いて、
いろいろなことを人生から吹き飛ばしてしまう向きもいるかもしれません。
 
上記のような”心旋風”が起きた状態でいろいろなことを見聞きし、
接していくと、本当に重要な関係や繋がり以外はちょっとした摩擦ですぐに
”ばちん”と弾かれるなんていうことも!
 
ある意味、
究極の”ご縁の精査・整理現象”のようなことが
”心旋風”によって行われるのかもしれません。
 
また、心旋風の余波で、
普段ならやらないミスをしたり、
普段なら絶対にokしないデートの誘いを受けたり、
はたまた社会通念上ダメだとわかっていることにも,
つい魔が差して手を出してしまったり・・・
とかも人によってはありそう。
 
(もちろんそういうことを私が勧めているわけではありません)
 
ただ、ドラマ、映画、漫画、そういうものをみてみても、
”つい仕方なかった”とか”不可抗力”とか
すごく人間らしい部分がなんらかのトリガーとなっていたり、
物語の重要な場面でその人間らしい葛藤とか
人間臭さとかがでてきたりするもの。
 
時代は変わっても古典的な作品、
史実をみても、古今東西、
ずっと人間の基本・性質というものは変わらないのです。
 
オデュッセイア、
源氏物語、
ロミオ&ジュリエット。
 
恋に恋い焦がれたり、
恋に泣いたり、
愛に溺れたり、
嫉妬や恨みを覚えたり、

 

 

 
と、
変な方向に行ってしまいそうなので若干軌道修正しますが、
人間的な部分が表に出てくる時。
そして今回のように心旋風とも言えるような、強烈な嵐が
理性のアンロックをもたらし、
結果、「心なる獰猛たる獣」が野に解き放たれることに。
 
そういう時にこそ、
私たちの人生というものは、
予定調和から外れ、
違う方向へと誘われたり、
その軌道が変わったりするものなのでしょう。
 
そしてそのレールを進んでいくと、
当初は想像だにしなかった景色に出会えたり、
また何か乗り越える壁・ものを見つけたりして
人生のステージを変え、
無限に魂を成長させていくものなのかもしれません。