相性を見るときのポイントの一つに、
どのハウスが”不安定”で( =月のstayするハウス)
それを相手の何が補うのか、どんな影響があるのか、
をみていく、というのがあります。
つまり”惹かれ合う”というよりは”補完しあう”相性という感じです。
凹凸がガチャーン!と結合!
みたいなw。。。
そんな感じと捉えると
わかりやすいかもしれませんね。
例を出すと、
自分の月が入るハウス(不安定)に相手の太陽(天体同士が重なるのはもちろんok)がはいると
安定します。
自分の月の入るハウスに相手のdtが入るとかがあると、不安定なところをしっかりとサポートしてもらえて、師弟関係とか兄弟・姉妹っぽい感じとかに派生しやすく、二人は自然とフィット、
補完関係になりやすいかもしれません。
月のハウスに金星(月のハウスに相手の金星が入る)だと、自然と好みが似ていたり、
趣味が近かかったり、親近感を感じやすい相性とも言えるかも。
満ち足りかけたりする座標であり、
心の座標である月に相手の”なにがのっかてくるのか” を見るやり方。
かなり実用的だと思うので、
わたしは鑑定の際にかなり使っています。
ここで”ぶれ”、”不安感を増長する”天体とかだと
結構困ることが起きやすい、というわけ。
ある意味、月とリリスのコンジャンクションとか・・・めくるめく、
”とろけあう世界”を堪能できそうでしょうが、
社会生活には影響が出ないかというと・・・
何らかの影響が出そうな気もしますね。💧
(リアル失楽園みたいな・・・)
そして意外と盲点かと
思われるのは月と木星の場合。
不安定の部分を木星が”拡大”する可能性があるので、かならずしもいい面だけとは言えない。
いろいろな意味で
”不安定が拡大する暗示”もありますね。
ラッキースターとか言われたりもしますが、
かならずしも”ラッキーだけとも限らない”わけです。
太陽と土星が同じハウスor同じ座標(重なるという意味)は、
アンカリングを促す!ので、時間をかけて関係を育めるいいカップル・相性ですが、
月と土星の場合は心にグサグサくるようなことがあったりして、ちょっとしんどいかもしれません。
表に出せない関係とかなかなか表に出せる関係になりづらいとか、そういう関係になる暗示も…
(ドmがご希望ならいいかもですが)
相性は所謂、金星・火星で見ることも大事ですが、月とそのハウスでみていくと
自分の弱点・揺らぎポイントをどういう風にカバーするのかというふうに理解できるので
単純に”惹かれる惹かれない”論に帰結しない”建設的”な相性診断が可能かと思います。