星を使ってみるとわかる事のうちの一つに

”あたりまえのことは意外とそう多くない”ということがあります。

 

目が二つあって、鼻があり呼吸ができて、髪の毛があり、

心臓が脈を打っていて、胃腸がものをきちんと消化できる赤ちゃんに生まれ、

普通に言葉を覚え、色を認識できて、楽器もひけて、歌も歌え、

普通に学校に行き、進学。

卒業後は仕事をして、お金を稼ぎ、いいご縁にめぐまれて結婚して、

子供ができて、親の面倒も見ながらもしくや両親の力も借りたりして子育てして、

大学までいかせて、仕事をリタイアして、余生を楽しくセカンドライフをしながら、

孫の世話をたまにしたりして、最後は子供達や孫に囲まれて幸せに、そして安らかに逝く。

 

 

そういう”当たり前”とか”普通とされる事”、みんな当然そのパスをたどるだろう!と思われている事が

実は当然のように”できない”or”そういう設定になっていない”、個体もあり、

その”ちょっと厳しめの設定”の所在がわかる!のがホロスコープなのです。

 

例を出しましょう。

 

ちょっと厳しい話も続きますが、ご理解をいただければ!

 

例えば、新生児における奇形というのは(先天的なもの、後天的に生じてくるもの含む)見てすぐにわかります。

そしてそれは”ヴィジュアルを司るところに厳しめの星やアスペクトを持っているから

そうなっているんだな、とわかりますが、結婚の星に”欠損”というか欠けがあったり、障害があると

なかなか結婚できない、そもそもご縁がない、安定しない等がおきたりもしますので、

奇形の場合とちがって後から出てくる(人生の中盤、青年期等〜)から、わかりにくかったりします。

 

そして、

周りがみんな結婚していくのに、わたしだけできない・・・

なんで、なんで、なんでーーー!

 

と”私だけ結婚できない地獄”に陥ったりも・・・。

 

(でもそういうホロだから仕方ない!って開きなおれれば最強になったりします!)

 

 

よーくネイタルを見てみたら、

その方の契約や結婚を司る部屋になんらかの障害がでている可能性があります。

 

もしくは周りはみんな昇進していくのに、なんで私だけ万年平社員なのーーー?!

 

みたいな事も同様です。

上に行く”社会的なところ”に障害の星があるか、

なんらかの矯正力が働いている場合もあります。(一概には言えませんが)

 

また家族が本当に仲が悪くて、絶縁状態です。

 

というのも同様に、家庭というところにきつい星がいる事もあります。

 

そういう形で、

 

”普通にうまれ”

 

”普通に育てられ”

 

”普通に食うものに困らず”

 

”普通に学校に行き”

 

”普通に友達に恵まれ”

 

”普通にお小遣いももらえて”

 

”普通に就職し”

 

”普通に結婚して”

 

”普通に子育てして”

 

”普通にリタイアする”

 

・・・

 

全部のパラメーターが

普通に〜

というのはほとんどの人の人生で起こりえないと言ってもいいほどのミラクルだと思います、

というか、そういう風に設定されていないと言ったほうがいいかもしれません。

 

波乱万丈ポイントはみんな決まっていて、

それがお金なのか、結婚なのか、病なのか、子育てなのか・・

いろいろありますが、

それらを経て魂を磨いていく。

 

ゆえに、

欠損というか波乱があるところをしっかり押さえて、

そこから逃げずにor凶意をプラスに転じさせて、人生の歩を進めていく

いいのかと思っています。

 

だから結婚ができなくても、アレルギーとかが多くても、お金の苦労が尽きなくても、見た目のコンプレックスがあっても、

その反動で、それらとある意味引き換えに?すごく強いパラメーターも持っているはずです。

アレルギーは多いけどハイパー頭の回転がいい、記憶力もやばいです!とか

お金の苦労はあるけど、家族がすごくあったかいです、とか

見た目のコンプレックスがあるけど、実家が不動産王です!とか 爆

 

何かを失う(or最初から無い)的な強烈なネイタルのもちぬしほど

かなり強烈に”すごく強い才能”や”偉大なパワー”を持っている事が多いです。

 

ゆえにあなたが簡単にできてしまう事は他の人も同様だとは限らない。

あなたが苦手なところは他の人が一瞬でできてしまう事かもしれない。

そういう個人のアンバランスさも、

個と個がお互いに補い合う事で絶妙なバランスになり、

well-balancedな社会が完成されていく。

 

つまり、あなたがあなたのいいところに目を向け、その力を高めれば高めるほどに

苦手なところや欠損部分を補ってくれる人が現れるという事なのです。

 

弱みを克服する事も大事でしょう。

でも強みを、光を強める事はもっと大切です。

 

自分にはなにがない、これがない、と悲しいところ、

欠けているところばかりに目を取られずに、”あるところに力を注ぐ”

補完してくれる人が現れたりして、一気に人生が回り始めるかもしれません。