姓名判断とか観相の世界でよくいわれる、

吉相とか凶相とか

吉数とか大凶数とかってやっぱりあってですね。

 

吉(数・相)の人はやっぱり恵まれた人生を送っている人が多いように思う。

 

顔とか体つきは遺伝とかもあるからしょうがないにしてもせめて名前ぐらいはいい名前をつけたい!

 

だから画数とかめっちゃ気にする!!・・・という気持ちはよくわかる。

 

そしてそういう考えの親御さんのもとに生まれて、いい名前をもらった人、おめでとうございます。

人生にちょっとした下駄をはかしてもらったようななにかを享受できるかもしれませんね。

 

でもね、

鑑定の現場でいつも思うのは、

 

いい魂修行しているな〜っておもうのは

凶相やハードすぎるネイタルを持っている人なんです。

 

そりゃそうですよね、

めっちゃきついハードなことが人生で連続したら

いやでも自己鍛錬とか自己精錬をせざるをえない。

 

 

あくまで一例ですが、

 

20歳ぐらいで億単位の負債を背負うとか

幼少期に両親を亡くすとか、

DVを受けてたとか、

施設で過ごすとか

極貧生活を送るとか

20〜30代でいきなり難病にかかるとか

 

言い出すときりがありませんが、

そういう人って実際にいます。

(これを見てくださっている人の中にもいらっしゃると思います)

 

華やかな生まれな方達がいる陰で

人間界の陰部を全部担当してるんだろうなーって思わざるをえないような

ドラマみたいな人生を送っている人とか、

聞いているこちらまで泣けてくるような人生航路を進んでいる人、

リアルにいらっしゃいます。

 

時に道を外れたりしそうになったり、

自ら命を絶ちたくなったりする誘惑にもまけず、

まっすぐに進んでいく姿はまさに”魂塾のエースクラスを選んで生まれてきた魂たちです”。

 

蓮は汚泥の中に咲き、仏教等でシンボルフラワーのように扱われているように、

その魂の光は

”生まれた時から持っていたものではなく、人生の中で自ら精錬し、

たたき上げてきたものだからこそ放つことができる高貴な光”に他なりません。

 

最初から持っているものはいわば”もらいもの”。

”自分でたたき上げたもの”とはやはり光が違います。

 

お金で想像して貰えばわかりやすいかもしれません。

 

一代でお金持ちになったひとの多くは言います。

 

”お金は無くなってもまた稼げばいい”

 

(それは彼らが稼ぎ方を知っているから。相続、継承した人たちとは違い、

0からのたたき上げはその”やり方”をしっているのです)

 

つまり、ハードなアングルを持っているとか、ハードな相を持っているということは

”今回の人生ではめっちゃ修行したいねん!”っていう魂のトップガン志望者といえるでしょう。

 

と、そのトップガンたちについてはまた別で話すとして、

 

今回はそうじゃない”いい運気とされるものを持っている人たち”についての話です(前置き長っ!!)

 

例えばですが、

グランドトラインと言われる正三角形をネイタルに持っている人たちがいます。

 

 

 

↑こういうやつです。

正三角形があるのわかりますか?

 

これを持っていると、

火、水、土、風、のどれかのエネルギーが他の人よりもx3ぐらいで

流れやすい特質を持つ生まれであるといえます。

 

いわゆる”ラッキーな生まれ”といわれるものの典型的なやつです。w

 

火:起業家とか新しいことを始めるのに向いている、アントレプレナー運

風:情報を流すパイプが最強レベル、報道・ジャーナリスト運

土:不動産とか不労所得をもっていたり、美的感覚が鋭敏、ビューティー運

水:スピリチュアルとか癒しのスペシャリストになりやすい、ヒーラー運

 

みたいなことなのですが、

それ系の仕事についたり、

仕事を起こした場合にあまりにもうまくいくので

実は全く人生修行にならない場合というのがあるのです。

(もちろんそれ系以外の仕事についたりしたら全く能力を生かせない!ということもあり、

それはそれでハードですが)

 

実際に鑑定の現場でも

”え、もうこれうまくいっているのに人生の課題が別のところにあるからってそっちに

逆張りする必要なくないですか?”

ということをいわれることもしばしば。

 

挙げ句の果てには

”だったら来世でやるから今世はもういいや!アハハ!”

みたいなことも。苦笑

 

いや、別に彼ら・彼女たちが悪いわけじゃないんです。

実際に物凄くエネルギー効率がいいものを持っているわけだから、

それを捨てたり、それを一時中断してまで

別のことはさすがにしたくないでしょう。

(港区の豪邸住まいからハイパーダウングレードした4畳半にすめ!って

言われているようなものだから、まぁ、致し方ないかもですよね!?)

 

でも、守破離や陰陽和合、そして二極反立ではなくて内側に内包することが

魂の学びであり課題だとするならば、

グランドトラインもちはある意味、その出自のレベルが高いゆえに

乗り越えていくハードルがかなり高いと言わざるをえないでしょう。

 

その姿はある意味、”パンがなければケーキを食べればいいじゃない”を言い放った、

ノーブルな生まれのあの人とどこかかぶります。

 

最初からいい天分を持っている人は人間界は確かに生きやすいです。

才能も認められやすい。

他人からも引き立てられるし、

人気も出る可能性も高いです。

ただ、現代のマリー何ちゃら・・・にならないようにしないといけない

リスクもその出自は孕んでいます。

 

こうしてみると、

ハードシップを持っている人がかならずにしも

”悪い運勢の生まれ”だとは言い切れないことがお分かりいただけますでしょうか?

実際に歴史に名を残した偉人は

ハードなネイタルの持ち主は多いです。

そして世界的な大企業で働く人やエリートコースと言われるものに乗っている人に

グランドトライン持ちが比較的多い傾向があることも付け加えておきます。

 

もはや何が凶で何が吉やらわからない感じですが、

本当は運勢とはそんなものなのかもしれません。

 

自力をいかにつけるか、そして周りをいかに上手く幸せにするか、

世間と言われるところにエネルギーを回すことができるか、

それら人間的なミッションをやるだけですので、

吉とか凶とかよりも”自分の素材をどう生かすか”それにフォーカスするのがやはり

王道なのかもしれません。

 

 

*余談ですが、

グランドトライン持ちはドラゴンヘッドや土星、トラサタ天体(天王星・海王星・冥王星)にフォーカスして

向き合っているといい感じで人生が進んでいくと思います。

しかもグラトラの力も上手く活かしながら進めるのである意味最強かも!?