占星術師が扱う中でメインクラスで最重要の天体は10個とされる。
基本的に各惑星はエネルギーをもっていて(というか管轄していて)
火星はパッション、エネルギー、仕事等々と表されることが多い。
よく占い雑誌等でも言われていることだが、
”月をうまく使う”とか
”金星を味方につける”とかいわれるのは
それらが持つ特性をうまく生活に活かすと仕事や恋愛でうまくいったり、
成功を収めたりしやすいから。
ただ、10個の天体すべてを”思い通りに使える”わけではなくて、
中には手強いのやヤバイの、
よーわからん!とかいうのもあるわけで。
自分の体とはいえ、呼吸は止められても
心臓を意識的に止めることができないように、
あなたに備わっている力が全てあなたの思い通り、or
範疇で動いているわけではないんだよ、という、ちょっと怖い作用をすることもある星たちです。
ちなみに
その怖い星たちというのは
月、天王星、海王星、冥王星(最後の三つはトランスサタニアン)。
それぞれ、
ぐらぐらエモーションの気まぐれ王子。
まさか!の星からやってきた革命の申し子。
夢の国からやってきたミラクル番長。
破壊と再生の魔王。
それらをみな運命の車輪の中に持っていて、
時に暴走し、時に予想外の引き寄せをおこしたり、
はたまた上手く手なづけて”人外”のパワーを発揮することも。
それゆえ、天才と呼ばれる人たちはここをうまくつかっていたり、
つかわれていたりする。
歴史に名を残すような人たち(極悪な犯罪者等も含みますが)は
この星々が強烈に作用していることが多く、それゆえにレジェンドになったりする。
〇〇と天才は紙一重とかいうけれど、ある意味それもトラサタの力の怖いところ。
人外のちからゆえに、人は正確な判断、ジャッジができないのかも。
超能力というのものに人が強く魅せられるのもそれが理由かも。(理屈で説明ができないゆえに、その力に惹きつけられる)
そして、なぜそういう怖い星々があるかというと、こういうout of controlのものがあり、たまに勝手にオンになり発動するから
人生に”まさか!とか大どんでん返し!とか倍返し!とか”のドラマが生まれて、タマシイの修行になるから、というのが理由。
天王星が10hになるとロックなカリスマになるかもしれない。
海王星が12hにあると不思議な力が発動し天才的なヒーラーになるかもしれない。
冥王星が9hあると生涯を海外で過ごすことになるかもしれない。
月が怖さ、恐れ、安心、癒しをつかさどり、無意識に欲する座標を示し、人は恐れから保身に走ったり、犯罪を起こしたり、
暴走したり、執着したりする。
天体を知れば知るほどに、
今回の人生で”気をつけないといけないところ”の理解が深まる。
弱点を知った上で人生を攻略する。
輪廻転生する時に、同じ課題でまた転生するか、次のステージに行くかは”課題克服”にかかっていて、
その合否はこれら怖い星とどう上手く付き合っていくかにかかっていると言っても過言ではないかもしれない。