天王星のように約7年同じ星座に座する天体は

”在位”期間が長いため、

その時代時代の空気を作ると言われている。

 

天王星のパワー:革命と革新、変容を促し、何かを突き抜ける力

 

 

 

そんな大きな力を持つ外惑星の1番手、天王星。

 

占星術士の多くは水星とか金星とかが動いたりすると個人の人生にも影響が出やすく、

トランスサタニアン(天王星、海王星、冥王星)は時代を暗示するからあまり影響がないとかいう人もいるが

私はそれには異を唱えたい。

 

天王星のパワー:革命と革新、変容を促し、何かを突き抜ける力

をこれでもかと感じられる時。

 

それはトランジットの木星がネイタルの天王星に重なる時だ。

 

方程式でいうと”拡大発展のパワー” x ”変革の力” という公式が成り立つ時であると言える。

 

木星が12年周期であることから0歳の時の木星の場所にもよるが平均年齢まで生きたとして、

6〜7回ぐらいしか経験できない人生を引っ繰り返せる

ビッグチャンスがそれだ。

 

例えば、今現在の働き盛りの世代、

 

1968年09月29日〜
1988年05月27日

 

までの生まれの人は天王星が天秤座から射手座にいた世代ということになる。

(厳密に言うと途中で乙女座の逆行期間等はいるので少しだけ例外となる人もいるが)

 

この世代の人たちは木星が自分たちのネイタル上の天王星の頭上を

昨年〜来年〜とゆっくりと進んで行っているから、

なんらかの人生における”まさか”を体験しているはず。(まもなくそのタイミングがくるはず)

 

大きな何かがひっくり返ったり、

急にご乱心な感じになったり、

暴走し始めたり・・

 

そわそわし始めたり、”ここではないどこかに”いきたくなったり、

心にもないことを言ってしまったり、

らしくないことを展開し始めたり、

といったことが起こり出すのがこの時期(木星x天王星)の特徴ともいえる。

今までの価値観が変わりこれからの価値観に上書きされる時といってもいい。

 

そのための暴走であり、大シフトであるのだ。

 

実際に上記世代の人だと、

今、しんどい思いをしている人、

流れが劇的に変わってきている人、

ちょっと今前のやり方が通用しなくなってきている人、

考えや気分の変化が激しい人、

up-downが激しく精神的に辛い人とか

多いと思う。

 

心配しなくていい。

 

これはすべて天王星のせいだからだ(爆)。

 

この波が過ぎれば気分も気持ちも楽になる

 

ただ、変化変容を促されているのは事実だから、

サクッと流れにのってしまったほうが

楽になるのも早いと言える。

 

暴走し始めたところ、なんか違和感を感じ始めたところ等が

キーになり人生のシフトが始まるはずだ。

 

 

ちなみに、

その”何が”暴走(シフト)するのか?ということも、

自分の天王星がどのハウスに入っているかを知ることでつかむことができるから、

理由を知ってくと散財や急な浮気心が芽生えたりすることに対しても

”なぜ?”とならなくても済むのかもしれない。(あらかじめ理由を知っているから)

 

天王星が自分のネイタルのどこに入っているのかを知るには

ホロスコープ or  ネイタル

とかで検索して出てくるサイトでチェックできるので

是非一度自分のホロスコープを見て分析してみてほしい。

(例えばこことか:https://www.astro.com/ )

 

 

最後に、

木星との掛け算ではなくて、

天王星同士の掛け算

 

”革命” x  ”革命” 

(トランジット天王星がネイタル天王星にコンジャンクション)

 

つまり自分の生まれた時の天王星の配置と同じになり、

変容と革命の合体で大革命、超一新!的なエネルギーが生まれる、

そんなレボリューショナリーな時は

誕生日から84年後なので、男性の場合、

平均寿命よりも長生きしないとその恩恵(?)には

預かれないということになり、生涯で一回も体験できない人も多いはず・・・。

私もまだ体験していないので、”こうです!”と言えないのが残念なのだけど・・・・。

 

できることなら長生きして何が起こるのか研究してみたいと思っている。