【熊野古道 伊勢路:tips編】

- 石畳の中でも特に黒っぽい石、ダークカラーの石がとにかく滑るので注意。
(+コケが付いている、wet-conditionならなおさら!)

山岳地帯が非常に多くなるので、糖分、塩分がとれるようなスポーツドリンク、水、甘いもの、非常食は必ず携帯のこと。

- 多雨地帯なので、量が多く、いつ降ってくるかもわからないから、雨具はいいものを、当たり前だが傘は峠には不向き。

-かなり高低差のある段がつづく峠を越えることが多いので、軽い靴、足を上げやすいウェアがベター。

-もしスニーカー等で行く場合は荒縄を数本忍ばせていくといい。(スニーカーに巻きつけてグリップup)

-熊よけの鈴必須。
 
-虫が非常に多いので(時期にもよる)
虫刺されの薬と虫除けは必須。

-宿の間隔が非常にながいところもあるので、事前にチェックすること。

-熊野三山付近は宿が非常に取りにくく、外国人旅行者が多い。
いくことが決まったら早めに予約orチェックを。

-コンビニ等は意外とないので(小集落しか通らないため)歩い程度まとまった金額を持参のこと。民宿等ではカードは使えないところがほとんど。

-携帯用のバッテリーチャージパックがあると便利

-山歩きで膝、足首のデメージにはくれぐれも注意。

-熊野古道への入り口はわかりにくいのとgoogle-mapにはのっていないので、専用の地図は必携

- どこからスタートするかにもよるが、いずれにせよゴールである熊野本宮はかなりの山奥にある。熊野から帰路はどちらに出るにしても時間がかかるので余裕を持った帰宅計画が必須。

-難所

大日峠:湯の蜂温泉から本宮にぬける峠。
海抜はそれほど高くないが、足場がこれでもか!というぐらいに悪い。足首を痛めている人等にはかなりきついかも。

八鬼山:長丁場+傾斜がかなりきつい。峠をいくつも超えて進む9km超の山道なので、健脚自慢の人以外は麓でベースキャンプを取り、山越えしてすぐぐらいのところで宿を取るのがいい。

ツヅラト峠:ほとんど人が歩かない伊勢路のなかでも最も曲者(難所というよりは、という意味で)登りはそうでもないが、下に鎖場があったりしてかなりの急勾配を下ることになる。足首と膝に注意。あと野生動物が一番多かったのがここだったので噛まれたり、怪我をしないように注意。

大雲取越:14km超に及ぶ3つの峠を越える熊野古道中、最も長い道。ここのすぐ手前、そして超えてすぐにも宿はあるが、1、2件しかないので、事前のチェック・予約が好ましい。