巡礼路には色々な宿がある。
一番多いのは
アルベルゲ(巡礼宿)
5€-10€くらい。
公営、私営、そして教会等による運営のものとがある、

4人部屋くらいの小さい部屋が二、三あり、12人くらい収容のものから、
200人収容くらいの巨大施設まであり、
基本的には二段ベッドがずらっと並ぶ感じだ。

アルベルゲの中にはドナティーボといい、
金額の設定がない寄付で泊まれるものもあり、その場合いくらいれても良い(ただではない)

プライベートのアルベルゲには
アビタシオンという個室をもつものもあり、15-50くらいのプライスとなっている。

こうして”少し”足すことで、
プライバシーを得て、
個室で眠ることもできるという仕組み。

大都市にはパラドールという
昔の救護施設、宮殿を改装してホテルになったものもあり、その多くは元王立のため、非常に豪華で4ー5つ星である。
(もちろん高額)

中規模の街、大都市には通常のホテル、シティホテル、ユースホステルもあり、アルベルゲ以外の選択肢も増える。

野宿をしているという人はほとんどみないが、たまにアルベルゲが満員だった時のためにとテントをもっている人はいる。

とはいえ、なにがいるかわからない?
布団がわりに?
ということで寝袋は必須である。
寝袋がないと寝させてくれないアルベルゲもあるとか。


そして半分くらいの宿にはキッチンがついていて、スーパーで買ってきたもの等でご飯を自炊することも可能。

安くあげようとおもえば、一日10€くらいで、宿泊、朝昼晩をこなすことも可能かもしれない。
(実際にそういう人を何人も見た)

お遍路にくらべ、
お金がかからない、
それがカミーノかもしれない。