パリ、東京、ロンドン、nyc、
ミラノ、フィレンツェ、バルセロナ、京都、大阪、上海、香港、シドニーetc
有史以来、
都市文明と
水源は密接に関わっている。
エジプト、チグリスユーフラテス、インダス、黄河といった文明は言うに及ばず、上記大都市圏は全て川沿いもしくは海に面して成り立っている。
生活のための水源、
貿易等の海運
水は都市文明が発達するために欠かせない要素といえる。
ここ北スペイン、巡礼路になっているところはピレネーの山間部の水場以外は川も海も何もない。
乾燥と強風、
真夏には強烈な太陽が照りつける、そんな土地だ。
実際に周りには豊かな緑も、
都市文明が栄えた大都会も、
豊かな川も、海もない。
ただ、そこかしこに昔からつづく村落はあって、住民がいて、パプリカをつくったり、観光客相手のバルをしたり、農業をしたり、左官をしたりと地域に根付いた生活をしている。
今では水道があり、車があり、ペットボトルがあるが、
はるか昔、先人たちは畑の水やりは飲み水の確保はどうしていたのだろう。
ナポレオンやハンニバル、昔の軍人たちは大軍を率いて行軍したが、ペットボトルや魔法瓶のない時代、どうやって山越えをしたのだろう。
飢えと渇きを満たすために先人がなにをしていたのか、ここ数日非常に気になっている。