10月初旬、山は寒い!朝サント ドミンゴ デラ カルヅァーダ180人収容の大きなアルベルゲを出て、外気温5度の中進軍。豆が潰れて、途中ベンチで応急処置。橋を抜けたらst. dom. dela cal.ともおさらば、だ。ひたすらにしに向かうカミーノのため、太陽をいつも背中に背負う形で朝日を拝む。朝は背が高く、昼に近づくにつれ、背が低くなる。そして頭上には月と太陽。オリオンとサソリのように追いかけ合うこともせず、月と太陽が仲良しな場所。それがスペインなのだ。朝は巡礼者だらけ。最初の休憩のあたりからばらけてくる。グラニョンなる街で朝食を。カテドラル。コーヒーマシンでいれてくれたものだが、贅沢はいえない。四度。歩いているうちはよいが、止まると寒さが骨までしみる。