個人的な評価★★★★★★☆
客観的な価値★★★★★☆☆


スプリットウィンドウ!

KADOの1/43スケールのホワイトメタル製のWAGENで、習字の文鎮くらい重たい。
1979年くらいの発売のようだが、当時のミニカーの価格が高いものでも1000円くらいだったことを考えれば、どこの誰がこのように重たくてギミックも無いタイヤ付きの文鎮に5800円も出したのか到底理解の及ぶところではない。
1980年に発売されたハイテクおもちゃのゲームウォッチが同じ5800円である。
しかしながら、生産数がたいして多くはないと思われる中で、現存する個体の多い理由はまさにそこにあるとも言える。

このシリーズはWAGENの他にも結構ラインナップがあるのだが、私はまるっきり興味がないので全部スルーしている。
しかし、見ると欲しくなるような出来の良い物も多いシリーズであることは書き記しておきたい。

KADOは1982年にトミカダンディと同じ金型でVOLKSWAGEN 1200LEのポリスカーシリーズを販売しているが、これはそれらとは全く別物の規格である。

ドアミラーなどの付属パーツは購入後に自分で差し込むようになっており、作りも丁寧である。
金額のことさえ忘れることが出来れば、全体的によくできている一品だと思う。


なお、貼られた当時の値札が「POST HOBBY」のものであることが隠れた注目ポイントである。

 

 

 

 

 

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