南海之帝為儵、北海之帝為忽、中央之帝為渾沌。
人も物もあるようにあるのが一番良い。それ以外などあり得ない。
かれこれ10年以上髭を伸ばしている黒サンタな私は1972年12月19日生まれ。
今日が51回目の誕生日である。
別にめでたくない。本当にめでたくない。
バツイチで20年くらい前に元奥さんが連れて行った子供がおり、彼は私に悪いところが似なかったおかげで今や国立大学に通う医大生となった。ギターの名手でもある。
しかし、「かたづけられない」という部分は似てしまったらしい。すまん。
大学院に行かなければあと3年程で私が金銭的な補助をする必要がなくなる。そこはちょっと寂しい。
元奥さんはSLEという難病疾患を抱えているが、非常にしっかりしていて自分のことも子供のこともとてもよくしている。すごいことだ。
彼女とは不思議なことに離婚してからの方が意見も合うのだ。
まあ、そういうものなのかもしれないな。
今日は久しぶりにフリーの誕生日ということもあり、移動の合間に銀座のアイアイアドカンパニーに行ってみた。
この世で最も空虚なもののひとつである自己誕生日プレゼントというやつの実践である。
特に何もなければ見学で終わるつもりだったが、二つ気になる物があった。
一つがこれで、もう一つはブリキのアルビーヌA310である。
アルビーヌA310は「アマダのかるた」で初めて認識した車だが、なんだか気になって仕方ない。ブリキ製の愛らしさときたらとてもヤバかったが、どちらか一つと決めていたので2択ならこちらになる。
「シボレーコルベア テスチュード ベルトーネ」はシボレーコルベアモンザGTのミニカーを集めている者であれば、いずれ必ず手にするべきミニカーである。
1968年の発売であるが、ミニカーの古き良き時代の、さらにもっともよい時期の傑作ではないかと思う。
箱から察するに、これは輸出専用品であろうか・・・。
1/43であるが、見た目で感じるよりもはるかにズッシリと重たい。
デザインは運転席が中央にあることで有名(嘘)なビッザリーニ マンタと同じくジゥジアーロ氏である。1963年の作品だ。
何年か前にワンダーランド蚤の市で宇野規久男氏に「これもどうかな?」と言われたが、その日は買い物をし過ぎていたので自制して購入しなかった。
それ以来お目にかかれなかったのでかなり後悔していたが、その時は箱無しだったが今回は箱有でそれなりの状態のものを入手できたので御の字としておこう。
これはいわゆるコンセプトカーであるが、後のいろいろな車のデザインの参考にされたであろうことはその面影から想像に難くない。
あなたも「あれ」や「それ」に似ていると思うでしょう?
そうでもないかな?
しかし、「これ」は真に傑作である。
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