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ムスコよ、我が家に来てくれてありがとう!

初めての出産&子育ての記録です。

(前回からの続き)
事前準備はしたものの、まさかの酔っ払いとうさんの帰宅により一気に不安が倍増したまま、私は病院へ向かった。

たとえ寝てしまっても、さすがにムスコがぎゃんぎゃん泣いたらおとうさんだって起きるだろう。
やるときはやる、それがおとうさんだ。

心配してもどうしようもないので、あとはおとうさんを信じることにした。

病院に着き、受付を済ませ、待合室で順番を待つ。
場合によってはけっこう待たされることもあるのだが、この日はすぐに名前が呼ばれた。

お母さんの一ヶ月健診では、妊婦健診と同様に採尿・血圧測定をし、診察を行う。
子宮の戻り具合や傷の経過を確認し、順調であれば産前とほぼ同じ生活に戻れるということになる。

診察の結果、特に問題なしということだった。
ただし、おっぱいが張り気味だったので、乳腺炎に気をつけるように言われた。(本人は張ってるという自覚なし。おっぱいが張る=出産直後のようにガチガチになることかと思っていたが、助産師さん曰く、退院後はそこまではならないとのこと。そして通常はもっとフニャフニャになるとのこと。)

診察が終わると、赤ちゃんとの生活について問診があった。
夜間授乳で寝不足になってないか、子育てで困ってることはないか、など幾つか聞かれたが、私の場合は日中もけっこう寝てるし今のところ悩みらしい悩みはない。
むしろ子育ては趣味と思って楽しんでます、と答えた。
問診は10分くらいで終わり、お世話になりましたと挨拶して産婦人科を後にする。

思ったより早く終わったのでほっとした。
そして会計を済ませてからおとうさんに電話をしたところ、留守電になっていた。

ということは、まさか寝てる…?

ムスコは放置されてるのだろうか。
いや、ムスコがぎゃん泣きしたらおとうさんは起きてくれるはずだ。
寝てるならそれはそれでムスコも大人しくしてるのかもしれない。

事態を前向きに捉えた私は、外出ついでに近所のスーパーに寄ってお昼ご飯を調達し、結局家を出てから1時間くらいで帰宅した。

ムスコは無事におとうさんから搾乳をもらえたのか?
大人しくねんねしてるのか?

そんなことを考えながら玄関のドアを開けた。

すると奥の部屋からはムスコの泣き声が…!

かばんと買い物袋をその場に置いた私はムスコのもとへダッシュした。

ムスコ:ぉんぎゃあ~~~!!
おとうさん:…ぐおぉ…ぐおぉ…(爆睡)

急いでムスコを抱え上げ、おっぱいを飲ませる。
どれくらい泣いていたのか分からないが、頭には汗をびっしょりかいていた。

キッチンを見ると、哺乳瓶は家を出たときと同じ状態。
どうやら搾乳はあげてないらしい。

しばらくしておとうさんが目を覚ました。

私:ムスコ、泣いてたよ。泣き過ぎて汗びっしょりだったよ。
おとうさん:おれも暑過ぎて目が覚めた。

…全然反省の色無し!
以下、続き。

私:これじゃ、ムスコを置いてどこにも出かけられない。今月免許の更新行かなきゃいけないんだけど。
おとうさん:それなら今日ついでに行ってくれば?

それもそうだ。
搾乳は残ってるし、後回しにするよりかは早く済ませてしまった方がいい。
ムスコのことが心配だが、おとうさんも一度起きたからもう大丈夫だろう。

というわけで、午後からは免許の更新に出かけた。

電車を乗り継ぎ、免許更新センターへ。
手続きと1時間の講習が終わり、おとうさんに電話すると、寝起きのようだったがでてくれた。
ムスコは泣かずに寝ているとのこと。

とはいえ油断はできないので、今度は寄り道せずに帰宅した。

家に着くと、部屋から聞こえてきたのはおとうさんの大きないびきで、ムスコはその横ですやすや眠っていた。

結局おとうさんのミルク屋さんとしての出番はなかったわけだけど、ムスコが無事ならまぁ良かった。

それにしても、ムスコがぎゃん泣きしても起きないおとうさん、いびきをかいているおとうさんの横で眠るムスコ、この2人は親子だなぁと思わずにはいられなかった。