次は65メートルの二の鎖です。
試し鎖と一の鎖の怖さが出てきてて、
「もう嫌やぁー。迂回路で行くと。」
Hちゃんが「大丈夫やってー行けるよー」というが
「じゃあ、二人の間に入れて」と
Hちゃん先頭 私 Kさんでいきました。
Hちゃんは、鎖のわっかの間に足をいれて上ったらいいと言うけれど、
私の靴は丁度入るか入らないくらいで、
入れても揺れるし怖い~
鉄は滑るやんとか思い、
二の鎖も一度Kさんに足をあげてもらう場面があったり、
三角の形の鎖のとこは、
岩場に足の置き場もなかったので
鎖に足を入れて上りましたが、
最後は鎖にも突っ込むとこがなく、
岩場にも足を着くとこがなく
腕の力だけで上りきらないといけないとこがあり、
「どうやって行くの~!」
「腕での力で上るー」と
「腕の力なんて何年も使ってないし力のいれかたわからんやん!」
でも腕に力が入るか入らないかわからなかったけど、
後ろには人もいてるし、
頑張って登らないと滑落しかない。
無心で
ふんばって登りきりましたが
もうガクガクです。
「もう嫌ややぁー。
三の鎖は行かへん。
石鎚山はもう二度とこない。」とか
泣きわめいていました。
そして最後の鎖
一番長い68メートル 三の鎖です。
Hちゃんは平気みたいで鎖が得意分野そうです。
「行こうよー」といいますが、
「もう行かない。
全然大丈夫じゃない。」と
プンプン ぶち切れしてました。
そして私だけ迂回路を行きました。
二人を待ってる間にみた白装束さん達。
神様をよいやさーかな?
よいしょかな? の動画です。
二人は全ての鎖クリアーです。
「おめでとう。」
そして石槌山山頂の天狗岳へ迎います。
鎖は終わったけど
ここにいくにも難関でした。
つづく。