石鎚山 第二話 | 星田駅温度計と山登り。
山の中は

ほら貝の音色と「なんまいだー」の念仏が鳴り響いていました。

白装束さん達が

私達を

「おのぼりさん」といい抜かしていきます。

他の方の挨拶も、

「おはようございます」や「こんにちは」じゃなく

「おのぼりさん」「おくだりさん」と言われているので

尋ねてみると、

山頂に迎ってる方には「おのぼりさん」

下山してる方には「おくだりさん」と、

石鎚山での挨拶ですよ。と

教えて頂きました。

へーと、思いそれからは、

すれ違う方にはそう挨拶しました。

試し鎖が終わり、次は一の鎖です。

白装束さん達に挟まれていたので

そのままの流れで

一の鎖もチャレンジしました。

「初めてやったら真ん中入り」と、

「前の人のを見て行ったらいい」と。

「試しの鎖は行ってきたよ」と言うと

「試しが一番難しいんや。

試し行けたら後は全部行ける」と

登るとこです。

邪気を払い清められていました。





無事に上れましたが、

一ヵ所だ2度足が滑り

どこに足をかけたらいいか考えてると

後ろの男性の肩が

靴底を押してくれて、

「そのままいいから登り」と

助けて頂きました。

本当にありがとうございました。










次は二の鎖です。

頑張りますか!


つづく。

大阪府交野市民山登りに夢中あんぱんまん

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