上野宏史です。

 

自民党「南モンゴルを支援する議員連盟」では、エルベグドルジ元大統領の動画メッセージの後、南モンゴルクリルタイのテムチルト会長にご講演いただく。

 

ウイグル、チベットと同様に、南モンゴルにおいても中国政府によるモンゴル人に対する弾圧が行われており、母語(モンゴル語)による教育が制限、また、テムチルト会長のお祖父様は、頭に釘を打ち付けられて亡くなったとのこと。

 

私からは、「今の南モンゴルの東半分はかつての満州国、西半分は蒙古連合自治政府(親日政権)。日本の敗戦後、この地域は中国の領土に組み込まれたが、文化大革命時代には『対日協力の罪』によって、多くのモンゴル人が虐殺されるなど、これまでの歴史を踏まえても、我々日本人にとって、南モンゴルの現状は決して無関係ではいられない問題。議員連盟としても、しっかり対応していく」旨をお話させていただきました。