上野ひろしです。
昨日（５月１２日）、経済産業委員会において、「産業活力の再生及び産業活動の革新に関する特別措置法の一部を改正する法律案」の審議のための参考人質疑が行われ、私も質問に立ちました。
本来、私は国土交通委員会の所属なのですが、今回は、経済産業委員会に所属している松田公太議員が欠席のため、差し替えで出席させていただきました。
△私の左は、松あきら議員（公明党）。私の右は、荒井広幸議員（新党改革）。
参考人としていらっしゃったのは、
○坂田礼司・日本経済団体連合会経済法規委員会企画部会委員
○井上裕之・日本商工会議所特別顧問
○松村敏弘・東京大学社会科学研究所教授
の３名です。
私からは、坂田参考人に対し、「我が国において事業再編がうまくいかない要因は何か、今回の法律改正でその問題点は解消されるのか」と質問いたしました。
続いて、井上参考人に対し、「親族に対して事業承継を行う際の税制上の問題点は何か」「親族や従業員以外の第３者に対して事業承継を行いたいというニーズはどのくらいあるのか」「これまで東京商工会議所で事業承継のあっせんをしてきた中で障害となっている点は何か」と質問いたしました。
最後に、松村参考人に対し、「大企業が合併しやすくなることで、取引関係・下請関係にある中小企業に対して交渉力が高まることによる問題は生じないか」と質問いたしました。
この質疑の内容を受けて、５月１７日には法案の質疑・採決が行われることになる予定です。
△左から、松村参考人、井上参考人、坂田参考人。
△昨年夏の初当選以来、２５回目の質問になります。