上野ひろしです。


昨日 に続き、本日も参議院・国土交通委員会において質問に立ちましたので、概要を御報告いたします。


短い持ち時間でしたが、大畠章宏・国土交通大臣、池口修次・国土交通副大臣に対し、合計4問の質問を行わせていただきました。


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△昨年夏の当選以後、質問に立つのは12回目。今通常国会では5回目。


14時20分過ぎから私の質問時間が始まりました。


まず、【第1問目】は、「今回の震災では、国道45号と三陸縦貫自動車道、また、国道4号と東北自動車道のように、代替的な複数の交通ネットワークがあったことで、片方が使えなくなっても、物資の搬送や人の移動ができたという面がある。災害への対応力を高めるという意味では、こういう考え方も重要ではないか」と大畠大臣に対して質問いたしました。


【第2問目】では、「現在、震災被害による工場の稼働停止、原料の遅配、計画停電の影響等により、住宅設備機器メーカー、建築資材メーカーの生産が減少している。それに伴い、住宅産業が大変厳しい状況に置かれているとともに、今後の仮設住宅の建設にも不安が生じている。経済産業省、農林水産省など、他省庁とも協力して対策を講じるとともに、原料不足、計画停電等の原因を排除し、住宅関連資材メーカーが、今後増大する需要に対応できる体制を整えられるようサポートすべき」と要請いたしました。


【第3問目】では、「今回の震災では、津波はもちろん、地震で家屋が全壊、半壊した例も、現在公表されているだけで2万件以上ある。住宅の耐震化のための施策は自治体に任されており、各県ごとに大きくばらつきがあるが、政府として、現在79%の耐震化率を、平成27年までに90%に引き上げるとの目標のもと、全国的に耐震化率を高めるよう措置すべきではないか」と池口副大臣に質問いたしました。


【第4問目】では、「大畠大臣は、この国全体として災害に強い国土を作らなければならないという決意を述べられた。八ツ場ダムをはじめ、現在全国のダムの再検証が行われているが、今回の震災で多くの人命が失われたことも踏まえ、治水の効果をきちんと考慮した検証を行うことが必要なのではないか」と大畠大臣に質問いたしました。


今週は震災の関係で2回質問に立ちましたが、来週は、法案の審議(本日、国土交通委員会に付託された「踏切道改良促進法の一部を改正する法律案」の審議)で質問に立つことになりそうです。


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△私の質問に対して答弁されている大畠大臣