上野ひろしです。


今日も、終日、災害対策本部において、現地の状況の把握と、できる限りの対応に努めました。


現地からは、様々な声、要望が届いてきますが、


○被災者は体育館に集まっているが、物資が全般的に不足しており大変厳しい状況。特に問題なのは、現地の主な移動手段が自動車であるのに燃料がなく、買い出しにも行けないこと。


○現地に対し、食料などの物資を送りたいとの連絡があるが、宅配便も機能せず、運搬手段がないために受け入れられていない。


○コンビニやスーパーでは商品が売り切れ、すべて閉店となっている。付近では山形県に行って物資を調達したとの話も聞くが、車と燃料、人手がないとそこまでできない。高齢者や子供連れなどの弱者には不可能。


○家も財産もなくなり、いつまでも体育館や仮設住宅に住むわけにもいかない中で、被災者の間に、将来に対する大きな不安が生じてきている。


○行政の側からの情報は、どこかには来ているのかもしれないが、個々の被災者には流れてきていない。体育館にテレビが1台あり、報道の情報だけは得られている。


など、どれも切実なものばかりでした。


想定できなかったほどの規模の災害ということはありますが、

・現地では、食料、水、燃料など、様々な物資が不足している

・一方で、被災していない地域では、たくさんの方々が、食料をはじめとした物資を送りたいと思ってくれている

にもかかわらず、輸送が円滑に行われずに、現地の状況は改善されず、また、多くの方の善意が無駄になっているという状況は、何とかして改善しなければならないと思っています。


同僚議員の松田公太さんのブログ にもあるとおり、限界を感じることもありますが、物資の調達、円滑な輸送のための必要なアレンジ、関係行政機関との連絡調整など、できる限りのことをやらせていただいています。