上野ひろしです。


昨日は、私が所属している国土交通委員会をはじめ、多くの委員会において、各大臣の所信表明に対する質疑がありました。

私も、14時から馬淵澄夫・国土交通大臣の所信表明に関連して20分間の質問を行いました。(当選以来、2回目の質問。概要は以下のとおりです。)


今回は質問時間が限られていたため、地域産業の活性化、八ツ場ダムの問題など、優先して聞きたい事項に絞って質疑を行いましたが、引き続き、来週以降も委員会の開催を求め、大臣、副大臣、政務官の見解を厳しく質していきたいと思います。


詳細については、またあらためてご報告させていただきます。



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△地域産業の活性化の必要性について質問


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△馬淵大臣(右端)に対し、地元群馬県の八ツ場ダムの再検証の在り方について質問



○参議院国土交通委員会質問(平成22年10月21日)


1.建設業など国土交通大臣の所管する産業の活性化について

(→各産業を取り巻く経営環境が悪化していく中で、国土交通大臣が有効な経営改善のための施策を講じてこなかったことが、建設業などの所管産業の厳しい現状につながっているのではないか。補正予算等の議論に当たっては、地域の経済を支える産業の育成・振興に力を注ぐべき。)


2.事業評価制度の改善について

(→予算が限られている中で、効果的、効率的な事業の実施のために、より適切に事業を評価できるような制度の見直しが必要。)


3.八ツ場ダムについて

(→八ツ場ダムについては、かなりの部分まで事業が進捗しているという事実、これまでの経緯を十分に尊重したうえで、「事業の中止」という予断を持たずに再検証を行うべき。)

(→地元では、いつになっても再検証のスケジュールが明らかにされないことで、住民が大きな不安を持ち、また、生活再建が困難になっている。地域の実情を踏まえ、できるだけ早期に結論を得ること、また、その結論を得る時期をできるだけ早く明確化することを求める。)